【楽天】コーチ兼任の渡辺直人が引退会見「楽天で引退できるのは幸せ」

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9月13日、今シーズン限りで現役引退を表明した東北楽天ゴールデンイーグルスの渡辺直人内野手が会見を行った。

渡辺直は引退を決断した理由を「シーズン半分が過ぎて、自分の出場機会がなくなったと、それが一番の決め手です」とコメント。

今季から一軍の打撃コーチを兼任となったことで、「今までは自分が上手くなりたい、試合に出て活躍したいと強く思っていたが、(今は)若手の成長を手伝えていること、若手の必死な顔を見れていることにすごく幸せな気持ちになるようになり、これは選手としては違うのかなということで決断しました」と心境の変化を明かした。

1980年生まれの渡辺直は、西武に所属する松坂大輔と同い年の「松坂世代」最後の野手。同学年の選手たちについて「素晴らしい選手がいっぱいいて、そういう選手をすごく尊敬しています。ユニフォームを脱ぐ時期は様々だが、そういう選手たちと同じ時期を闘ってきたことは誇りに思います」と話し、プロのキャリアをスタートした楽天での引退は「楽天に入団して、いろんなことがあって、最後もまた楽天のユニフォームを着て引退するというのは、幸せだなと思います」と述べた。

渡辺直は2006年大学生・社会人ドラフト5巡目で楽天に入団。2011年に横浜(現DeNA)に移籍し、西武を経て18年に楽天に復帰した。復帰3年目の今季からはコーチ兼任となり、一軍・二軍ともに出場がなかった。