日本ハム・杉浦が2勝目。杉谷は左右両打席でホームラン「今日から僕はスギノール」

Sporting News Japan Staff

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<日本ハム 11-2 楽天|5月23日・札幌ドーム>

日本ハムが楽天との12回戦、中田の2ラン、杉谷のソロと2ランなど3本のホームランを含む、合計13安打とヒットを量産し、11-2で楽天に勝利。連敗から脱した。

日本ハムの先発は杉浦稔大。前回登板の5月11日西武戦で、5回被安打1で今季初勝利を収めてから、中11日での登板となった。楽天先発は中6日の辛島航。

日本ハムは1回裏、渡邉諒のヒット、杉谷拳士の犠牲フライで1点を先制した。2回表、銀次、ブラッシュの連続ヒット、辰巳涼介のセカンドゴロの間に1点を返されたが、3回裏、中田翔の9号ソロホームランで逆転。その後、杉浦は5回1失点、被安打4の好投で勝ち投手の権利を得て、マウンドを降りた。日本ハムは5回裏に杉谷が左打席で1号ソロホームランを放つと、近藤健介のヒットから王柏融のタイムリーヒットで得点を重ねた。

6回裏には杉谷が右打席で2号2ランホームランを放ち、1試合で左右両打席からホームランを放つ快挙を成し遂げた。その後も日本ハムは楽天投手陣からヒットを重ね、13安打11得点で勝利し、連敗を4で止めた。

 

この試合のヒーローには勝利投手の杉浦と左右両打席ホームランを達成した杉谷が選ばれ、杉浦は以下のように語った。

 

ーチームの連敗を4で止めるピッチングでした

「連敗でしたけど、自分の仕事に集中して、とにかくいい流れを作ろうと思ってマウンドに上がりました」

 

ー5回1失点という内容、自身で振り返ってどうでしたか

「結構、ランナーを背負う場面が多かったんで、苦しいピッチングにはなったんですけど、所々で野手の方がゲッツーを取ってくれて、すごく助けてもらったなと思います」

 

ー今回は中11日、これまでより登板間隔を詰めての登板となったが、どうでしたか

「それでも、他のピッチャーよりは休ませてもらってるので、しっかり仕事しようと思っていました」

 

ーチームにいい流れを引き寄せるいいピッチングになりました

「よかったです」

 

続いて、杉谷は以下のコメント。

 

ー2打席連発、しかも両打席でのホームランでしたが

「本人が一番びっくりしています」

 

ー1本目、粘って10球目、右打席で打ちました。あの打席はどうでしたか

「必ず粘っておけば、いつか甘い球が来ると思って、強い気持ちで甘い球をしばきにいきました」

 

ーその次の打席、今度は左打席。完璧なな当たりだったのでは

「右打席より左打席がみなさんに打ててないと思われているので、ここでしっかり結果を残すことが出来て良かったかなと思います」

 

ー2本ホームランを放って、ベンチに帰って、あの時のベンチの様子はサイレントトリートメントですか

「サイレントトリートメントって言われるんですけど、あれはサイレントサイレントでただの無視じゃないかなって思ってます」

 

ー左右両打席、2打席連発は球団では2007年のセギノール選手以来となりました

「ベンチでもセギノール以来だよと言われたので、今日から僕はスギノールとして頑張っていきたいと思います」


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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。