11月18日、広島は大瀬良大地が国内FA権を行使せず残留することを発表した。
大瀬良は残留を決めた要因として「僕がドラフトにかけてもらって、その時にカープから“必要だ”ということで指名していただいて、そして競合で抽選という形になったんですけど、そこで恵さん(田村スカウト)が交渉権確定のくじを引いてくれて、そこからたくさんのご縁に恵まれて今までやってこられて、そのたくさんのご縁に支えられながらここまで来ましたので、そういうご縁に背を向けることはできないかなという思いもあったので、それが理由の一つとしてあります」と田村スカウトとの縁を挙げた。
球団からはもらった言葉に関しては、「できるだけ長くカープで精神的な柱としてやっていってほしいと言葉をいただきました。そういった言葉がすごく嬉しかった」と喜びを表している。
チーム全体が若がえったが、「力のある選手、これからどんどん成長していくであろう若い選手もたくさんいるので、そういった選手に背中でも言葉でも、どんどん僕の姿を見てもらって、何か一つでも吸収しながらみんなで戦っていって優勝したいなと思いますし、まだまだ僕も成長していかないといけないと思っていますので、若い子たちに負けないように一生懸命頑張りたいと思います」と切磋琢磨していくことを誓った。
大瀬良は2013年ドラフト1位で指名を受け、九州共立大から広島に入団。今シーズンまでに5度の2桁勝利をマークするなど205試合の登板で67勝44敗、2セーブ、24ホールド、防御率3.40の成績を残している。
▶プロ野球を観るならDAZNで。1か月間無料トライアルを今すぐ始めよう