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1月18日、広島の新外国人選手ケビン・クロンが入団会見を行った。クロンは右打ちの一塁手で主軸としての期待がかかっている。
入団会見でクロンは「コンニチハ。ハジメマシテ、オゲンキデスカ?」と日本語で挨拶。
日本語の勉強は母の教えだといい、「母に日本に行くのだったら、ということで単語のカードをもらってそれで少し勉強してきました。そして今日球場入りして、「はじめまして」という言葉をスタッフから教えてもらってこの場に臨みました」とさっそく日本語を試していることを明かした。
自分のスタイルに間しては、「打者として中軸を任されてこれまで野球をしてきました。中軸をしっかりと打って、打点を稼げるような選手になっていきたいと思います。守備もできますので、そこも頑張りたいと思います」と中軸として、そして守備も頑張ると意気込んだ。
広島でプレーすることを選んだ理由は2つあった。「1つ目はアメリカでずっと野球をしてきた経験から、さらに先の野球観を深めたいという気持ちになりました。日本に来たら日本の野球のスタイル、という違いも感じられると思い日本の野球を勉強したいと思いました。試合も違ってくると思いますが、そのあたりも経験したいなと思いました」と勉強熱心な一面をのぞかせている。
具体的な本塁打や打率の数字的な目標は掲げず、「本当にこだわっている数字というのは自分がしっかりプレーしチームに貢献してカープが何試合勝てるか、という数には心からこだわりたいと思います。一生懸命プレーする中で打点やホームランはついてくるものだと信じています」と、チームの勝利のためにプレーすれば数字はついてくると語った。
日本で結果を残し、長くプレーしたいという思いを持っており、「自分自身のキャリアで少しでも長く日本にいられるような素晴らしい選手になりたい。そしてたくさんの優勝をチームメイトとともに勝ち取れたら、それほどうれしいことはない。ファンの方にはいつでもどんな状況でも私の一生懸命プレーする姿を見せたいと思います」と締めくくった。