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1月14日、巨人の新人合同自主トレが始まり、育成選手を含めた19人がジャイアンツ球場で汗を流した。
練習開始前には、阿部慎之助二軍監督が「新入団おめでとう。今現在の心境を忘れずにやっていってほしい。プロの世界は甘くはない。しかし誰にでも出来ることが努力。努力の天才になってほしい」と激励した。
その後、グラウンドで原辰徳監督が訓示。原監督は、「今日から、ジャイアンツの本当の一員としてこのジャイアンツ球場で顔を合わせることができたことを非常にうれしく思います」とまずは挨拶。
つづけて、「ジャイアンツの選手として常に元気でいること。ユニホームを着て野球をできる状態を保つ、自己管理するという気持ちを一人一人が徹底して持ってもらいたい。簡単にケガをしましたと言ってしまうようでは、この厳しい生存競争を勝ち抜くことはできないと思います」と自己管理の大切さを説いた。
最後に、「限界を超えたところにプロの世界はある。少々の壁や、困難が来ても『そんなものは当たり前だ』『自分はそういう世界に来たんだ』という思いで戦ってもらいたい。2月1日からユニホームを着て野球ができます。それまで良い準備をしてその日を迎えられるように、頑張っていきましょう」と限界を突破するという思いを持ってほしいと語っている。
新人たちは阿部二軍監督、原監督の言葉に聞き入り、ランニングやノック、ダッシュなど基礎的な練習を行った。
ドラフト1位の平内龍太は、「思ったより体がしっかり動けていたので、ここまで準備ができていたかなと思います。絶対にけがなく、そこ(一軍キャンプ)に呼んでいただけるように(体を)作っていきたいなと思います」とけがなく一軍キャンプ入を目指すと意気込んだ。