【巨人】岩隈久志が引退会見「挑戦させていただいたことに感謝しています」

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10月23日、今シーズン限りでの現役引退を表明した読売ジャイアンツの岩隈久志投手が本拠地の東京ドーム内で会見を行った。

岩隈は1999年ドラフト5位で近鉄に入団。近鉄とオリックスの合併により2005年に楽天に移籍し、楽天球団初の公式戦で開幕投手を任され完投勝利を収めた。2012年からはMLBシアトル・マリナーズで7年間プレーし、2019年から巨人に加入した。

岩隈は冒頭で「21年間たくさんの方々に応援していただいて、たくさんの勇気をもらい、戦って来ることができたことに感謝しています」と挨拶。

巨人での2年間については「このユニフォームでもう一花咲かせようと戦ってきました。一軍での登板は果たせませんでしたが、最後の最後まで挑戦をさせていただいたことに心から感謝しています」と感謝の言葉を口にした。

右肩の手術から昨季ファームで実戦復帰を果たしたものの、「8月に肩を脱臼してしまい、体力の限界を感じた」と引退決断の理由を説明した。

今後については「何も決まっていない」 と話し、「ひとまずゆっくりして、いずれは野球の伝道師であれる存在でいたい」とコメントした。

花束贈呈には原辰徳監督が訪れ、「この2年間で、懸命にリハビリをする姿は、若い選手にとっても手本になり、大きな財産を作ってくれたと思う」と労った。

会見の最後には、近鉄と楽天で岩隈とともにプレーし、現在は巨人の広報を務めている浅井秀樹氏が記者席から思い出を語った。

引退セレモニーは11月7日のヤクルト戦(東京ドーム)の試合終了後に行われる。

NPB通算成績 226試合/107勝69敗0セーブ/1541投球回/1175奪三振/400四死球/防御率3.25
MLB通算成績 150試合63勝39敗2セーブ/883.2投球回/714奪三振/200四死球/防御率3.42