【動画】阪神・原口が代打でサヨナラタイムリー! 大腸がんから復帰し「生きて野球をやる意味がある」

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<阪神 4‐3 日本ハム|6月9日(日)・阪神甲子園球場>

阪神甲子園球場で行われた阪神タイガース対北海道日本ハムファイターズの3回戦は、一進一退の接戦が続いたが、9回に阪神・原口が代打でサヨナラタイムリーを放ち、4-3でホームの阪神が勝利した。

3回、日本ハム・近藤が内野安打で出塁すると、渡邉もライトへヒットを放ち、ランナー一、二塁に。二死一、二塁、バッター清水の場面で、阪神・大山がトンネルをする守備ミス。その間に日本ハムが1点を先制した。

対する阪神は、4回に糸井が盗塁を成功させ、二死二塁とすると、大山が守備のミスを取り返す、センターへタイムリーヒット。これで1-1の同点としたが、6回、日本ハム・先頭打者の西川が内野安打で出塁すると、続く大田が2ランホームランで3-1と勝ち越しを決める。大田はこの日、29歳の誕生日で記念すべきバースデーアーチとなった。

追い込まれた阪神は7回に意地を見せた。日本ハム4番手投手・宮西を捉えた阪神打線は、マルテ、梅野の連続ヒットで一気に無死二、三塁に。続く高山がショートゴロの間にマルテが帰り、3-2と1点を返すと、一死二塁から日本ハム・清水の悪送球で梅野がホームに生還し、3-3の同点となった。

これで流れを取り戻した阪神は9回、今度は石川直に代わってマウンドに上がった日本ハム・抑えの秋吉を粉砕する。高山、北條から連続ヒットを浴びて二死二、三塁。その後、代打・原口がセンターへタイムリーヒットを放ち、阪神が見事なサヨナラ勝ちを決めた。

今年1月に大腸がんの手術を受け、1軍復帰を果たした原口は、復帰後初のお立ち台で、涙で目を潤ませながら、「周りの方々に恵まれて支えられて、タイガースファンの方が待っていてくれたので、今日を迎えられて最高です」とここまでの道のりを振り返り、感謝を述べた。また、「僕の活躍が力になるとすれば、生きて野球をやる意味があると思うので、これからも頑張りたい」と語った。

 

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。