きょう11月5日、福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也が26歳の誕生日を迎えた。
今季のペナントレースで12球団唯一の盗塁阻止率4割台を記録した甲斐は、日本シリーズでもその強肩で大活躍。次々と盗塁を阻止し、リーグ最多95盗塁の広島東洋カープが誇る機動力を完全に封じ込めた。史上初の6連続盗塁阻止を達成し、ついには育成ドラフト出身の選手として初めてとなる、同シリーズMVPを獲得した。
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今季の日本シリーズは、“甲斐キャノン”に注目が集まった。
甲斐は第1戦から自慢の強肩で広島の機動力を封じ、1試合4補殺というシリーズ最多タイ記録を達成。広島はそれでも果敢に盗塁を狙ったが、それを甲斐がことごとく阻止。全6試合に出場し、シリーズ新記録となる、11補殺という新記録を樹立した。
ソフトバンクの2連覇達成は、甲斐の存在なしには成し遂げられなかった。育成ドラフト出身の選手ながら、これだけの記録を残しているという事実は、2軍や3軍で努力を続ける、無名のプロ野球選手たちの希望となるに違いない。
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