何かと話題の「松坂世代」。現時点での名球会入りの選手はゼロだった!?

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昨年限りで福岡ソフトバンクホークスを退団した松坂大輔が今年1月、 中日ドラゴンズに入団 した。かつて「平成の怪物」と騒がれた男も今年で38歳、プロ生活20年目を迎える。

 

 

松坂に限らず、かつて隆盛を極めた「松坂世代」の選手たちは今、世代交代の波に揉まれている。

 

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「本家」松坂を筆頭に、和田毅(ソフトバンクホークス)、藤川球児(阪神タイガース)など、米メジャーリーグでもプレーした「松坂世代」の選手は多い。他にも杉内俊哉(巨人)、館山昌平(ヤクルトスワローズ)、村田修一(前巨人)など、球界を代表する名選手たちが揃っている。

しかし、意外なことに名球会入りが確定している「松坂世代」の選手はまだ、ひとりもいない。名球会に入るための条件は、日米(日本のプロ野球と米メジャーリーグ)の通算成績で打者なら2000安打、投手なら200勝か、250セーブのいずれかを達成することだ。ただし、記録のスタート時点は日本のプロ野球であることが求められる。

以下、「松坂世代」中心選手たちの主要成績だ。

 

松坂大輔 164勝(日米通算)

和田毅  131勝(日米通算)

藤川球児 225セーブ(日米通算)

杉内俊哉 142勝

館山昌平 85勝

村田修一 1865安打

 

名球会入り確定まで、松坂はあと36勝、藤川はあと25セーブ、村田はあと135安打に迫っている。しかし、松坂はソフトバンクでの3年間で一軍登板僅か1試合に終わり、藤川は阪神タイガース復帰後、クローザーではなくセットアッパーを務めている。村田は巨人から戦力外通告を受け、来季への見通しが立っていない。

かつて一世を風靡した「松坂世代」から、果たして名球会入り選手は誕生するのだろうか。