丸、長野、浅村は新天地で活躍できるか? 今オフ移籍野手の現状をチェック

Sporting News Japan Staff

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このオフにも多くの国内移籍が発生した。オープン戦が始まった今、国内移籍した主な野手の状況を確認してみたい。

 

 

・丸佳浩(広島→巨人)

丸佳浩

このオフの移籍市場で1番の目玉となったのは丸佳浩(広島→巨人)だ。昨年のリーグMVPがFA権を行使すると、巨人とロッテ、広島が争奪戦を展開。最終的に巨人が丸を勝ち取った。

丸の加入は大きく巨人の戦力を底上げしそうだ。広島では3番だった打順は2番に繰り上がり、その後には坂本勇人、岡本和真が続く。相手投手にとっては初回から気の抜けない強力な打線となる。

また、丸は練習試合からその実力をいかんなく発揮している。2月14日に行われたサムスン(韓国)との一戦では初回から3打席連続安打を放ち、さっそく結果を残した。オープン戦に入ってからも2試合連続安打とバットは湿っていない。

中堅の守備でも好捕を見せており、攻守ともに不安なく調整は進んでいる。

 

 

・長野久義(巨人→広島)

長野久義

その丸の人的補償で巨人から広島へと移籍したのは長野久義だった。2度にわたる指名拒否の末に巨人入りした長野のプロテクト漏れには、ファンだけでなく球界関係者からも驚きの声があがったほど。

実績のある長野といえども、広島でレギュラーの座が確約されているわけではない。試合に出るためには西川龍馬やバティスタとの競争を勝ち抜かなければならない。そうした中で、2月18日のKIA(韓国)戦でヒットを放ち勝利に貢献したことはレギュラー入りへの好材料になりそうだ。

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・浅村栄斗(西武→楽天)

石井GMと浅村栄斗

西武から楽天へとFA移籍した浅村栄斗。石井一久GMは二塁固定を明言しており、焦ることなく調整を続けている。2月21日に行われた日本ハムとの練習試合では適時打も放ち、ここまでは順調だ。

その後のオープン戦でも「3番・二塁」で出場中。安打は生まれていなくとも、打線の核として浅村がいるのは相手に対するプレッシャーも変わってくる。昨シーズン、最下位に沈んだチームを上位浮上させるための起爆剤として期待がかかる。

 

 

・谷内亮太(ヤクルト→日本ハム)

このオフ、谷内亮太は秋吉亮とともにヤクルトから日本ハムへと移籍した。内野であれば複数の守備位置をこなすことができ、そのユーティリティー性を買われている。日本ハムの内野陣は二塁の渡辺諒が故障で離脱中。三塁はブランドン・レアードがロッテへと移籍したこともあり、確固たるレギュラーは不在だ。谷内が打撃面でアピールできればレギュラーの座も見えてくる。

2月20日に行われた楽天との練習試合では、2打数2安打2打点と猛アピールに成功。栗山英樹監督も「思っていたとおり」とコメントしており、開幕スタメンのチャンスも十分にありそうだ。

 

 

・中井大介(巨人→DeNA)

昨年までプレーしていた巨人から戦力外通告を受けた中井大介は、12球団合同トライアウトを経てDeNAのに入団した。内外野を守ることのできる貴重な存在でもあり、オープン戦でも一塁、三塁を守りそのユーティリティー制を発揮している。

オープン戦2試合ではノーヒット。レギュラーを奪うにはもう少し打撃面でのアピールが必要だ。アレックス・ラミレス監督の期待に応えるべく、攻守ともにレベルアップを目指す。

 

 

・炭谷銀仁朗(西武→巨人)

炭谷銀仁朗はFA権を行使し西武から巨人へと移籍した。巨人の捕手は小林誠司、大城卓三、宇佐見真吾らが競っており、そこに今シーズンからは阿部慎之助が加わった激戦区だ。炭谷を加えた5人でレギュラーの座と一軍ベンチ枠を争うこととなる。

オープン戦では初戦にスタメンマスクをかぶっており、ここまでは怪我もなく順調に来ていると言っていい。ここから約1ヶ月間に渡り、その他の捕手と競争を行っていく。

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※記事はIOC公式サイト『 Olympic Channel 』提供

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。