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5月21日、大野雄大(中日)がプロ入り通算1000奪三振を達成した。NPB史上152人目の快挙。
この日バンテリンドームで行われた中日対巨人の試合に先発した大野は、7回、前の打席で本塁打を打たれた廣岡大志から見逃し三振を奪う。これが通算1000個目の奪三振となった。プロ入り初三振は2011年10月14日の巨人戦で坂本勇人から奪っている。
2010年のドラフト1位で指名され佛教大から中日へと入団した大野は、2年目に一軍初勝利をマークする。2013年からは3年連続2桁勝利を達成し、リーグを代表する左腕となった。
しかし、その後は成績が下降。2018年にはわずか6試合の登板で0勝3敗と苦しい時期もあった。そこから2019年に最優秀防御率のタイトルを獲得。昨年は最優秀防御率、最多奪三振だけでなく沢村賞を受賞するなど復活した。