【中日】吉見一起の現役引退を発表、黄金時代を支えた通算90勝の右腕

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11月1日、吉見一起(中日)が現役引退を発表した。

吉見は2005年ドラフト会議において希望枠で中日へと入団。3年目となる2008年に先発、中継ぎの両役割で10勝をマークする。翌2009年には16勝を挙げ、自身初となる最多勝のタイトルを獲得。2011年には最多勝、最優秀防御率の二冠を達成し、球界を代表する投手となった。

しかし、故障もあり2013年以降は精彩を欠き、今シーズンも4試合の登板で1勝2敗、防御率5.71と苦しんでいた。

球団を通じて吉見は、「今シーズンをもって引退することになりました。体は元気なので、まだプレーヤーとしてやりたい気持ちもありますが、ここ数日、家族とも相談していろいろ考えた末、将来、指導者ということもしてみたい気持ちもあるので、次へのステップに移行することも考え決断しました」と指導者への道へ進みたい思いを明かしている。

<通算成績>
吉見一起(中日)

222試合/90勝56敗16H/1286.2回/奪三振844/与四球225/防御率2.94

 

※数字は2020年10月31日終了時点