【中日】吉見が引退会見、6日のヤクルト戦で先発&セレモニー実施

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11月5日、今シーズン限りで現役引退を表明している中日ドラゴンズの吉見一起投手が会見を行った。

吉見は引退を決断した理由を「まだ現役をやりたい気持ちはありましたが、自分の立ち位置、一軍に上がれない葛藤、すべて客観的に見つめ直して、来年続けたとしても同じことを繰り返すかなと判断して、次の道へ進もうと決断しました」と説明した。

現役生活を振り返ると後悔が多くあるといい、「もっと練習しておけばよかったとか、あの場面でなぜあれを選択したのかなとか、言えばきりがないですが、後悔はあります」とコメント。

また、怪我をした時に無理をしたことにも心残りがあると話し「ケガをした時にそこでストップしておけばよかった。多少無理をしても二桁勝ちたい、継続したいという気持ちがあった分無理をしてしまった。ストップしていれば違う人生だったかもしれませんが、ただ、これも人生なのでそれは自分で受け入れています」と明かした。

後輩たちに向けては「今、本当に強くなっている段階だと思います。勝ち方を知ればもっと勝てると思うし、もっと簡単に勝てると思います。ただ勝つだけではなく僕が思うのは、もっともっと自分を知ってもらいたい、自分を知って何をしなくちゃいけないか、何をするべきかというものがわかれば、もっともっと成長できるので、いい所は続けて、余裕があれば自分を知るということに興味を持ってもらいたい」とエールを送った。

吉見は6日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)で先発が予定されており、試合終了後にはセレモニーが行われる。