【中日】与田監督がオーナー報告、 大島オーナー「長打力不足が原因」

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7月27日、中日の与田剛監督が大島宇一郎オーナーに前半戦の報告を行った。中日はセ・リーグ4位。しかし3位のヤクルトとは10ゲーム離れており苦しい立ち位置となっている。

報告を受けた大島オーナーは、「リーグ4位、借金10という成績でシーズンを折り返すという結果には満足していないと与田監督には伝えた。あと一本が出ず、接戦を落とすという試合が目立った。本塁打をはじめ長打不足が原因なのは言うまでもないが、一球一球にこだわって集中力を高めて打席に立ち、より多く仕留められるようにしてほしい」と長打力不足に言及。打ち損じを減らすことを求めた。

また、「一方で、足を生かした機動力の高い試合運びも昨シーズンより増えた。投手陣は先発がしっかり試合をつくり、中継ぎ、抑えも安定感を保っている。防御率リーグトップ、失点がリーグ最少というのは誇れる内容だ」と投手陣は健闘していることをたたえた。

最後に、「与田監督からはドラゴンズの将来も見据えた戦い方をしたいとの話もあった。今季はシーズン再開まで時間があるので、良いところは伸ばし、反省すべきところは修正し、後半戦は勝ちにこだわって、いいスタートを切ってもらいたい」と後半戦での巻き返しに期待した。