中日の育成出身ヤリエル・ロドリゲスが初登板で6回2失点、巨人と引き分ける

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<中日 2-2 巨人|8月9日・ナゴヤドーム>

8月9日、ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの試合は、延長戦の末2-2の引き分けとなった。

中日は今月2日に育成選手から支配下契約を勝ち取ったばかりのヤリエル・ロドリゲスが初先発。

ロドリゲスは初回、吉川尚輝を三振に仕留めると、坂本勇人と丸佳浩は内野ゴロに打ち取る上々の立ち上がりを見せる。

すると1回裏、中日は2番・大島洋平が四球で出塁すると、3番・阿部寿樹に第4号アーチが飛び出し先制する。阿部は「まさかホームランになるとは思いませんでした。ロドリゲスが初先発で不安も多いと思うので、まずは先制点を取れて良かったです」とコメントした。

ロドリゲスは2回以降も好投を見せ、6回まで巨人打線をノーヒットに抑えていたものの、2点リードの7回に1アウトから5番・大城卓三にこの試合初ヒットとなる二塁打を打たれる。

つづくウィーラーに適時打を浴びて1点差とされると、中日ベンチはロドリゲスに代えて岡田俊哉をマウンドに送る。岡田はパーラへの四球と代打・北村拓己のヒットで満塁のピンチを招くと、代打・亀井善行の犠飛で同点とされた。

2-2のまま試合は延長戦に突入するも、両チーム得点には至らず試合は引き分けに終わった。

初登板を終えたロドリゲスは「一軍で初めての登板だったけれど、練習の成果が出て良いピッチングができたと思うよ。 二軍でやってきたことを一軍でも出すことができた。一人一人に集中して投げることができたよ」と述べている。