【ロッテ】大谷智久が引退し育成投手コーチ就任「チームのために全力を尽くしていきます」

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12月14日、千葉ロッテマリーンズは大谷智久投手が現役を引退し、育成投手コーチに就任することを発表した。

大谷は2009年ドラフト2位でロッテに入団。1年目に11試合に登板して初勝利をマークした。2年目からは主に救援として活躍し、毎年一軍出場を続けてきたものの、今シーズンはプロ入り後初めて一軍登板を果たせなかった。通算成績は340試合に登板して20勝34敗0セーブ120ホールド、防御率3.67となっている。

大谷は球団を通じ、次の通りコメントした。

「ファンの皆さま、11年間たくさんの応援をいただき本当にありがとうございました。本日をもってプロ野球選手生活に区切りをつけ引退を決断しました。幼いころから野球が大好きでプロ野球選手になるという夢を抱き両親をはじめ沢山の方々と仲間のサポートがあって2009年ドラフトでマリーンズに入団をすることができました。大学の大先輩である小宮山悟さんの背番号『14』をつけさせていただく事とになり興奮したことを今でも鮮明に覚えています。プロ1年目にマリンで初登板を果たしプロ初勝利、初ホールド、先発、中継ぎ、抑えと様々な経験をさせていただきました。派手さもない僕をいつも大声援で送り出してくださったファンの皆さまには感謝の気持ちで一杯です。失敗ばかりでしたがどんな時も勇気と力を与えていただき、幾多の困難を共に乗り越え、支えてくださり本当にありがとうございました。今後はコーチという立場で選手をサポートする形になります。選手に寄り添い、一人一人の個性を伸ばせるよう僕自身も学び、野球人として一人の人間としても共に成長したいと思います。マリーンズでの出会いと縁を大切にチームの勝利のため、未来のために、全力を尽くしていきます。11年間、本当にありがとうございました」。