ルーキーだけじゃない!? 新人王を目指す2年目以降の選手たちはこの選手だ

Satoshi Katsuta

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昨シーズンは京田陽太(中日)、源田壮亮(西武)と両リーグともにルーキーの野手が新人王を受賞した。今年も春季キャンプが終わった現時点では、清宮幸太郎(日本ハム)、安田尚憲(ロッテ)ら高卒ドラフト1位や東克樹(DeNA)、藤岡裕大(ロッテ)といった即戦力候補に注目が集まっているのは事実だ。しかし、2年目以降の選手たちにも新人王を狙える選手は多く存在している。

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2016年ドラフト1位の3人がローテ入りを目指す 

2016年ドラフト1位の堀瑞輝(日本ハム)も新人王候補のひとりだ。昨シーズン終盤に中継ぎとして一軍デビュー。勝ち星こそ挙げられなかったが、4試合に登板し防御率3.38と高卒1年目としては上々の成績を残している。投球回数も8回となっており、新人王資格(30回以内)は失っていない。今シーズンは先発としての起用が濃厚となっており、ローテーションに定着できれば新人王のチャンスは充分にある。チームでは2015年に有原航平、2016年に高梨裕稔とここ3年で2人が受賞。堀も先輩たちに続きたい。

同じく2016年のドラフト1位では田中正義(ソフトバンク)にも注目が集まる。田中は5球団競合の末にソフトバンク入りしたものの、右肩痛もあり昨シーズンは一軍での出番はなく、二軍でもわずか1試合の登板に終わっている。一軍デビューを目指す今キャンプではB組スタートだったが、2月下旬にA組へと昇格。開幕一軍争いに踏みとどまった。このまま、競争を勝ち抜けばローテーション入りも見えてくる。金の卵が2年目に開花するか注目したい。

2016年ドラフト1位で広島に入団し、あわやノーヒットノーランという衝撃的なデビューを飾った加藤拓也(広島)。その後は伸び悩みデビュー戦の1勝のみでシーズンを終えることになった。投球回数は新人王規定の30回をわずかに下回る29.1回。今シーズン、再度ローテーションを勝ち取り、チームとしては2014年の大瀬良大地以来となる同賞受賞を目指したい。 

20年ぶりとなる4年目での新人王受賞なるか!?

野手陣に目を向けると巨人の吉川尚輝が注目を集めている。今キャンプでは精力的にアピールを行い、チームとして長年埋まらなかった二塁の定位置取りまであと一歩。オープン戦開始と同時にインフルエンザと診断されたことは心配ではあるが、2016年ドラフト1位の意地にかけてレギュラー奪取から新人王を狙っていく。

大引啓次が離脱し混沌とするヤクルトの遊撃手争い。西浦直亨、谷内亮太、奥村展征らとポジション争いを繰り広げているのは3年目の廣岡大志だ。2015年ドラフト2位で入団し、ルーキーイヤーに初打席初本塁打を記録したスラッガー候補の廣岡。昨シーズンはチャンスをモノにできず、わずか出場は11試合に終わってしまった。今シーズン、強打の遊撃手としてスタメンを勝ち取れば、2年連続で遊撃手の新人王が生まれる可能性もあるだろう。チームの先輩である山田哲人も受賞していない新人王獲りに挑みたい。

昨シーズンまで遊撃手としてプレーしていた宗佑磨(オリックス)が、今キャンプ終盤から中堅のポジションに挑戦している。紅白戦では打撃、守備ともに好プレーをみせ福良淳一監督へのアピールを行った。このまま好調をキープし、1番・中堅としてレギュラーを狙いたいところ。宗は今シーズン4年目となるが、ここまで一軍では30打席しかプレーしておらず規定の60打席に到達していない。1998年の小関竜也(西武)以来となる4年目での新人王受賞を目指す。

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Satoshi Katsuta

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かつた・さとし/東京都出身。複数の業界で営業、経営管理を行ったのち2015年に独立。同年よりNPB、MLBなの記事作成、2022年からメディアのSNS運用など野球関連の業務を行っている。