ヤクルトがセ&球団ワーストの16連敗に到達……NPBワーストまであと2つ

Sporting News Japan Staff

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相手投手が投げにくいと嘆くほどのヤクルトの窮状

<DeNA 7-0 ヤクルト|6月1日・横浜スタジアム>

6月1日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ vs. 東京ヤクルトスワローズ戦は、7-0でDeNAが勝利した。ヤクルトはセ・リーグ、球団ワーストの16連敗に突入した。

敵のDeNA先発投手の上茶谷大河が投げにくさを感じるほど、今のヤクルトの重傷だ。

15連敗を喫した状況で、すでにヤクルト投手陣は崩壊。この日の先発には、上茶谷と同い年、東都大学リーグでも対戦経験のある、2018年ドラフト1位の清水昇がプロ初登板となった。

“救世主”として1軍のマウンドに召喚された清水だったが、2軍での防御率は5.63。数字が示すとおり、DeNA打線を抑えることはかなわず大炎上。しかも2回裏の5失点は、上茶谷の適時打が呼び水だった。清水はストレートで見せ場を作ったものの、オープン戦から場数を踏んできた上茶谷とは、悲しいまでに経験値の差があった。

ヤクルトは、清水が4回9安打5失点で降板した後も2点追加され、引き離される。その間、ヤクルト打線は沈黙し、無得点でゲームセット。16連敗もさもありなんという惨状となった。

大炎上した清水とは対照的に、上茶谷はプロ初完投初完封をやり遂げた。

ヤクルトの16連敗は49年ぶり、セ・リーグ記録でもある1970年の球団ワースト記録タイ。1998年にロッテが喫したプロ野球ワースト記録が「18」となっており、今の打線の状況では記録更新も現実のものとなってしまうかもしれない。

折しも、この日はNHKのバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』の人気キャラクター・チコちゃんが始球式を務めたが、チコちゃんの「ボーっと生きてんじゃねーよ!」の決め台詞が、ヤクルトに送られたエールにも聞こえてくる。

 

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。