【ソフトバンク】長谷川勇也が新型コロナ陽性、2日の西武戦は中止に

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8月1日、福岡ソフトバンクホークスは長谷川勇也外野手(35歳)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを公表し、2日西武戦(福岡PayPayドーム)を中止することを発表した。

長谷川は7月31日の就寝時に咽頭に若干の違和感と37.3度の微熱があり、8月1日にも37.2度の微熱があったため病院を受診。PCR検査の結果、同日15時ごろに陽性が判明した。現時点では発熱などの症状はなく、保健所の指示により自宅待機しているという。

球団によると、長谷川は発症前の48時間はファーム施設(タマスタ筑後)と自宅の往復のみで、外出や会食などの参加はなかった。

長谷川は一軍監督・コーチ・選手、スタッフと直接の接触はなかったものの、日本野球機構(NPB)とJリーグが共同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の専門家チーム・泉川公一教授(長崎大学教授)から「同選手はファーム施設を利用しており、同施設を利用している1軍選手・スタッフを経由しての新型コロナウイルス感染の可能性を否定できない」という見解を得たため、2日の試合中止が決まった。

ソフトバンクは選手・スタッフ等にPCR検査を実施し、8月2日はタマスタ筑後を終日閉鎖して全施設の消毒を行うとしている。

プロ野球界では開幕前に藤浪晋太郎(阪神)、坂本勇人(巨人)らが新型コロナウイルスの陽性判定を受けたものの、6月19日の開幕以降は感染者は出ていなかった。