【ソフトバンク】内川がファーム最終戦で退団明言「10年間ありがとうございました」

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<ウエスタン・リーグ|ソフトバンク 5-1 阪神|11月1日・タマスタ筑後>

11月1日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグの阪神戦で、福岡ソフトバンクホークスの内川聖一内野手が今季限りでソフトバンクを退団することを明らかにした。

内川は試合終了後の最終戦のセレモニーで今季の感謝を述べた後、「個人的なことになりますが、僕が福岡ソフトバンクホークスのユニホームを着るのは今日で最後になります」と発言。

「僕の希望としては地元九州の球団で最後を迎えたいという思いでやってきてたんですが、叶わない状況になってしまいました」と本音を述べつつ、「まだまだやれるとか、まだまだ勝負したいという思いよりも、今年1打席も1軍でチャンスをもらえなかったということが、野球をやめるという決心がつかなかった正直なところです」と明かした。

内川は大分工業高校から2000年ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。プロ1年目から一軍で3試合に出場し、毎年出場を続けていたものの今シーズンはこの日までに一度も一軍出場を果たせていなかった。この試合では3番・一塁で先発出場するも、ヒットを記録することはできなかった。

内川は最後に「10年間、本当にありがとうございました。チームとしてはまだまだ戦いが続きますので、皆さんの声援でホークスを盛り上げていただけるとうれしいなと思います」と締めくくった。