【オリックス】戦力外の近藤と西浦を育成契約「一日も早く支配下になれるよう」

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12月8日、オリックス・バファローズは戦力外を通達していた近藤大亮投手と西浦颯大外野手を育成選手として契約することを発表した。近藤は「124」、西浦は「125」に背番号が変更となる。

5年目の近藤は今年9月に右ひじの手術を受け、プロ入り後初めて一軍登板がなかった。

3年目の西浦は今シーズン49試合に出場し2本塁打、4打点、3盗塁、打率.187の成績。戦力外の通達と同時に難病の「両側特発性大腿骨頭壊死症」と診断されたことが公表され、年内に手術を受けて復帰を目指すことが発表されていた。

西浦は球団を通じ、コメントを発表した。

「契約していただき、球団には感謝しています。競技復帰はかなり難しいといわれましたが、恐怖心も落ち込むこともありませんでした。この病気で競技復帰した人がいないなら自分が最初になってやろうと思っています。この病気で苦しんでいる人に、僕が復活することによって少しでも希望を与えられたらいいなと思っています。ふとした時に野球したいなと思いますが、今は治すことに専念して一日も早く支配下になれるように頑張っていきます」。