12月28日、阪神タイガースは藤川球児Special Assistant(特別補佐)の役職を、2023年より「球団本部付Special Assistant」に変更することを発表した。
藤川氏は球団を通じ「この度、阪神タイガースから『球団本部付Special Assistant』という役職をいただきました。来年からはこれまでのSAという立場から、より球団運営の根幹に近いところでタイガースを支えることになります」とコメント。
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続けて「現役時代の経験はもちろん、引退してからの期間で様々なことに挑戦し学んできたことを、しっかりとタイガースに還元していきたいと思いますし、自分自身もこのいただいた立場を活かして、学び成長しながら、これまで以上にタイガースに貢献していきたいと思います」と話した。
さらに「また、引き続き野球界の更なる発展のために、次世代の野球界を担う子どもたちや女子野球も含めた幅広い野球振興活動にも取り組んでまいります。タイガースファンの皆さま、来年からもどうぞよろしくお願いいたします」と意気込みを語った。
藤川氏は1998年ドラフト1位で高知商高から阪神に入団した右腕投手。中継ぎ、抑え投手として活躍し、最優秀中継ぎ投手に2回、最多セーブに2回輝いた。2013年には海外FA権を行使してメジャーリーグに挑戦したが、トミー・ジョン手術の影響もあり3年間で29試合登板、1勝1敗、2セーブ、防御率5.74の成績だった。
四国IL高知ファイティングドッグスを経て2016年に阪神に復帰し、2020年に現役を引退。NPB通算782試合(935.1回)に登板し、60勝38敗、163ホールド、243セーブ、1220奪三振、防御率2.08の成績を残した。
翌年からSpecial Assistant(特別補佐)に就任していた。
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