10月15日、阪神タイガースの矢野燿大監督が退団会見を行った。
矢野監督は冒頭で今の気持ちを問われると、「強いチームは作れませんでしたが、全員で「いいチーム」は作れたかなと思います」と答えた。
前日の試合後にファンからエールを貰ったことに関して、「感謝しかないですね。タイガースファンの方も悔しい思いをしている中で、あのような形で送り出していただいて、応援団の方々が「俺たちの野球を貫いた」という横断幕を出していただいたのもはっきり見えましたし、本当に感謝しかないです」と気持ちを語った。
退任を発表して臨んだシーズンを「退任を発表するという決断も自分の中ですごく悩んで、その時はチームにとっても僕にとっても良いという選択の中で発表したのですが、結果的にそれが開幕の躓きにもなったので、迷惑をかけてしまったという思いもあります」と胸の内を明かし、「最後に3位になってくれたことも本当に助けてもらいましたし、4年間伝えてきたことが、みんなで作り上げてきたチームが粘りをみせてくれたのかなと。自分の中では今日は帰ってこないと思いながら、一日一日過ごしてきた今年でした。いろいろな思いはありますが、やりきりました」と選手たちに感謝した。
最後に、「勝つ喜び、優勝という喜びは皆さんに届けられませんでしたが、タイガースの選手たちの魅力というのは伝わったところはあったのではと思います。4年間、本当にありがとうございました」とファンへの感謝で締めくくった。
15日(土)、阪神電鉄本社にて、矢野燿大監督が藤原崇起オーナーへシーズン終了を報告し、その後、退団会見を行いました。
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) October 15, 2022
▼会見の内容はこちらhttps://t.co/7jm4RBPsDY pic.twitter.com/Djy6wzWuq1
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