3月14日、西武はバーチ・スミス、ディートリック・エンス、ブライアン・オグレディの入団会見を行った。
昨シーズン、アスレチックスで31試合に登板した右腕のスミスは、「アメリカでは幸いにも他の野球選手がいる施設でトレーニングできたので、来日に向けてしっかり調整できたと思っているよ」と不安はなさそう。
また、「まだ日本で投げていないからわからないけど、友人から聞いた話では日本人打者は粘ってくると聞いているので、球数をかけずにカウントを1つ1つとっていくスタイルでいきたいね」とすでに日本の野球に関する情報を仕入れているようだ。
最後に、「僕自身、3年近くプレーしていない時期があったからフィールドに立ってプレーできることにすごく情熱を感じているし、とにかくチームの勝利に貢献したいね。1日1日を当たり前と思わず、成長できるように努力して過ごしていきたいね。目標はたくさんあるけれど一番は優勝。個人としてはケガをせずプレーすることかな」と怪我せず優勝を目指すことを誓った。
MLB通算11試合に登板している左腕のエンスは、「アメリカにいたときはシーズン中のルーティーンを想定してブルペンに入ったりして準備をしていたよ。来日してからはファームで打撃投手を務めたけど、(ライオンズの選手は)しっかり練習している印象だったね。失投したら打たれると思うので、自分のピッチングを心掛けたいと思ったよ」と打撃投手でチームメートと対戦した印象を語った。
続けて、「僕自身、ピッチングを楽しむことで勝利に貢献したいし、僕がアメリカで学んだこともみんなにシェアしていきたいと思っているよ。日本人はみんな温かくて、フレンドリーにしてくれて過ごしやすいね。ライオンズは素晴らしいチームだと知っているので、貢献して優勝したいね」と話した。
すでに教育リーグに出場しているオグレディは、「今ここにいられることにワクワクしているよ。長い間来日できなかったけど自分なりにしっかり準備してきた。これからシーズンが始まっていろいろなことにアジャストしなきゃいけないけど、塁間の距離が変わるわけじゃないし、アメリカでも日本でも同じ野球だと思っているので、今までどおりのアプローチで戦っていきたいと思っているよ」とアメリカにいたときと同じようにプレーすると話した。
ファンに対しては、「とにかく必死にプレーする姿勢を見てほしいね。チームで日本一を取りたいし、そのためにできること、貢献できることはなんでもするつもりだよ」と必死のプレーを見てほしいと呼びかけた。