10月29日、2023年シーズンから広島東洋カープのコーチに就任する石原慶幸コーチが就任会見を行った。
石原コーチは、「責任感といいますか、身が引き締まる思いですね」と心境を述べ、新井貴浩新監督から電話が合ったことを明かし、「その際に「監督をすることになったから。やるよ」と言われました。なので選択権はなかったですね」と話した。
3年ぶりにユニフォームに袖を通すことになるが、「やはり19年間カープで現役生活を送らせていただいた中で、何か恩返しをしていこうという気持ちもあったので、もちろん自分の中でも悩むことはなかったです」とチームに恩返しをしたい思いを持っているという。
コーチとしては、「それぞれの選手にいっぱい色んな良い所があると思いますし、みんながみんな全員一緒ではないと思うので、その選手の良さを伸ばしていけたらと思います。課題の方もきっかけをつかむために寄り添って、やるところはとことんやっていきたいと思います」といったスタイルで指導を行っていくようだ。
最後に、「こうしてカープのユニフォームを着てコーチとして入れる喜びと責任感と両方あるんですけど、カープを良いチームにできるように僕も頑張っていきたいと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いします」とファンへ応援を呼びかけた。
石原コーチは2001年ドラフト4巡目で指名を受け東北福祉大から広島へと入団した捕手。2020年の現役引退まで広島一筋でプレーし、引退後は解説者として活動していた。
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