12月19日、現役ドラフトで読売ジャイアンツから広島東洋カープへと移籍した戸根千明が入団会見を行った。その様子が球団公式ウェブサイトで公開された。
多くの人に囲まれてしゃべることが久しぶりで緊張していると明かした戸根は、「（現役ドラフトは）初めての試みということなので、その第一号になれたということはすごく名誉といいますか、誇りに思っていいんじゃないかと思います」と移籍に対して前向きに捉えている模様。
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背番号は「49」に決まり、「ずっとジャイアンツで8年間野球をやってきたので、他のチームのユニフォームを着ることはあまり現実的ではなかった部分がありますが、これからカープのユニフォームを着て投げると思うと楽しみでいっぱいです」とここでも明るく振る舞った。
移籍が決まった後、広島に在籍していた長野久義に連絡をとったことを明かし、「（長野に）「カープに行くことになりました」と言うと長野さんが色々な方にご配慮してくださって、全然知らない番号からいっぱい電話がかかってきました。それがカープの関係者の方や選手の方からだったので、長野さんにはすごく感謝しています」と話した。
古巣巨人に対しては、「ジャイアンツ相手に投げたことがないですが、間違いなくそこに特別な感情がないかというと嘘になると思います。だからこそジャイアンツには恩返しという意味でもしっかり抑えていけたら」と意気込んだ。
戸根は今シーズン9試合の登板で0勝0敗、防御率5.02の成績。通算では158試合の登板で5勝2敗、3セーブ、18ホールド、防御率3.96。
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