【ロッテ】2012年ドラ1松永と田中が現役引退

Sporting News Japan Staff

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10月6日、千葉ロッテマリーンズは田中靖洋と松永昂大が現役を引退することを発表した。

田中は2005年高校生ドラフト4巡で指名を受け加賀高から西武ライオンズへと入団した右腕。

2015年オフに自由契約となるもロッテと契約した。主に中継ぎとして通算209試合に登板。10勝9敗2セーブ、22ホールド、防御率3.81の成績を残している。今シーズンは15試合の登板で防御率8.36と振るわなかった。

松永は2012年ドラフト1位で指名を受け大阪ガスからロッテへと入団した左腕。通算359試合の登板で16勝15敗1セーブ、135ホールド、防御率2.91の成績を残している。ここ2年は一軍での登板はなかった。

球団を通じて発表した両選手のコメントは下記の通り。

◎田中靖洋

最近1、2年、チームに貢献できなかった中、応援してくださったファンの皆さまには感謝の気持ちしかありません。

西武に入団をしてマリーンズに拾ってもらった17年間を振り返ると、本当に人との出会いに恵まれた野球人生だったなと思います。監督、コーチ、スタッフ、選手との出会いに恵まれました。皆さまのおかげで本当に幸せな野球人生を送ることができました。

最後に丈夫な身体に産んでくれた両親、野球をはじめるキッカケとなった2人の兄、いつもサポートをしてくれた家族に、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。皆さま、本当にお世話になりました。

◎松永昂大

最後の2年間、投げることができませんでしたけど今はスッキリとした気持ちです。球団には育成で再契約をしていただき、シーズン中に支配下登録をしていただいたにも関わらず、期待に応えられなかったことを申し訳なく思います。

なんとか復活して世の中の肩痛に悩んでいる選手たちの、希望の光になれたらという思いでやってきましたが、こればかりは仕方がありません。先発も中継ぎも抑えもさせていただきましたし、ここまで359試合に投げさせていただきました。本当に楽しい日々でしたし、やり残したことはありません。悔いはありません。

ここまでケアをしていただきサポートをしていただいた皆さまには、感謝の気持ちしかありません。そして、なによりも応援してくださったファンの皆さま、ありがとうございました。もう一度、投げている姿をお見せすることができなかったことに関して、申し訳なく思っています。

皆さまの応援のおかげで、こんなにたくさんの試合で投げることができましたし、リハビリも頑張ることができました。本当にありがとうございました。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。