【ソフトバンク】FAで加入の近藤が入団会見「厳しい環境に身を置いて成長をしたいと思った」

Sporting News Japan Staff

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12月14日、海外フリーエージェント権(海外FA)を行使し北海道日本ハムファイターズから福岡ソフトバンクホークスへ移籍した近藤健介が入団会見を行った。その様子が球団公式ウェブサイトで公開された。

背番号が「3」に決まった近藤は、「やっと落ち着いて日々を過ごせるなと、ホッとした気持ちがあります」と心境を明かし、「僕自身が野球選手としてこれまで培ってきた技術で勝負するか、それともこれからもっともっと成長する環境で勝負するかと考えた時に、もっと厳しい環境に身を置いて成長をしたいと思ったから」と移籍先をソフトバンクに決定した理由を語った。

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また、長谷川勇也コーチに関して、「ずっと『師匠』と呼ばせていただいた。2014年に自分が初めて一軍でやっている時からかかわりを持たせてもらっています。ああいう打者になりたいと思っていました。最初はなかなか声がかけられませんでしたが、ようやく声を掛けたら、その後は逆に色々と声をかけてもらい自分の成長も気にしてくださった。師匠という言葉しかないです」とその存在の大きさを述べた。

藤本博史監督は近藤を1番で起用する構想もあるが、「正直、食事を一緒にさせてもらったとき『1番は苦手です』とお伝えしたんですけど(笑)、そこを任せられればしっかり持ち味を発揮できるように頑張りたい。選球眼や出塁率を求められると思うので、よりしっかりと明確に結果を出していきたい」と笑った。

そして、「個人的なことより、チームのリーグ優勝や日本一を目指していきたい」と日本一へ向けて意気込んだ。

近藤は2011年ドラフト4位で指名を受け横浜高から日本ハムへと入団。通算1014試合の出場で打率.307(3310打数1016安打)、52本塁打の成績を残している。2019年と2020年には最高出塁率のタイトルも獲得した。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。