2月7日、ソフトバンクは第2クール3日目の練習を行った。
A組はシート打撃を行った。投手では奥村政稔、大竹耕太郎、高橋純平、尾形崇斗、重田倫明の5人が登板。なかでも育成の重田は最速148キロを記録。支配下登録へ向けて大きなアピールを行った。
オフに和田毅とともに自主トレを行った大竹耕太郎は、「直球の感じは去年までと違うし、和田さんにもキャッチャーの方にも強くなっていると言ってもらえています。春先には145キロ、夏場には150キロが投げられれば。今取り組んでいる体の動かし方などが出来れば現実味はあると思っています」と話した。
打者では正木智也が長打を放ち、「バットの先っぽでしたが、それまでの練習でも打球を飛ばせていた感覚があったので」と感触を明かした。野村勇はノーヒットに終わったものの、守備ではファインプレーを見せた。しかし、「しっかり守らないと試合に出られない。新人だけど25歳。レギュラーを獲るつもりでやっていかないとダメ」と自分を厳しく律している。
高卒2年目の井上朋也は、「昨年はB組のキャンプでしたが、今年はA組。周りの先輩たちのレベルが高く刺激にも勉強にもなっています」と手応えを感じている。