9月16日、今シーズン限りでの現役引退を発表した能見篤史(オリックス)が引退会見を行った。
まず引退を決断した理由について、「去年、もう1年契約していただいた際に、その意志は球団に伝えていました。コーチ兼任という立場でしたので、自分が投げるよりも、色んな選手を見ていて試合の中で成長していく姿が、非常に嬉しかったので。その時点で選手としての自分の気持ちが薄れていたのかなと。それが一番の理由ですね」と語った。
2020年に阪神タイガースを退団し2021年からオリックス・バファローズでプレーしたが、「環境がガラッと変わったので、新鮮といいますか、自分の知らない世界に入ったので、違った野球観を感じることができました。入団させてもらって、周りの方々が迎え入れてくれて、本当に自然に入らせてもらいました。温かく迎え入れてもらったことが本当にありがたかったですね」とオリックスのメンバーの心遣いに感謝した。
18年間現役を続けられた要因を問われると、「家族はどんなときでも味方で、それが一番大きいと思います。それと、チームメイトのみんなや色んな方々にサポートしていただいたことに本当に感謝しています。ファンのみなさんの声援も力になりましたし、僕をそこまで奮い立たせてくれたことがここまで続けてこられた」と明かした。
最後は「18年間の現役生活、色んな方に支えていただき、たくさんの声援をいただき、人間として成長させてもらいましたので、本当に感謝しています。声援が力になり、僕を奮い立たせてくれた場面も多く、本当に感謝しかありません。ありがとうございました」とファンへのメッセージで締めくくった。
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