2月20日、オリックスはこの春季キャンプで4試合目となる紅白戦を行った。
野手陣では頓宮裕真が一発を放つと、杉本裕太郎、中川圭太、伏見寅威、ルーキーの渡部遼人には二塁打が飛び出している。投手陣では山崎福也が2回1失点。兼任コーチの能見篤史も2回1失点とまずまずの内容だった。ベテランの比嘉幹貴も1回無失点と結果を出している。
山崎福は球団ホームページを通じて、「変化球に頼らず、まっすぐを主体に投げることをテーマにしていました。右バッターのインコース、左のアウトコースに投げ切ることを頭に入れていたんですが、この時期のこの寒さの中では、真っすぐはいっていたなとは思いました」とこの日のテーマを明かした。
中嶋聡監督はこれから始まる対外試合に向けて、「明後日からの対外試合は、自分で今やっていることと違うことをやるということは違うと思うので。やってきたことを全部出してくれたら結果は問いません。私の中では、あくまでも開幕ですし、その中で競争があると思いますので。いいものはいい、でこちらは判断します」と締めくくった。