【オリックス】初の紅白戦を実施 中嶋監督「紅白戦で大事なのは当たり前のことをちゃんとできるのかということ」

Sporting News Japan Staff

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2月11日、オリックスはSOKKENスタジアムで紅白戦を行った。

投手陣で育成契約の佐藤一麿が2回無失点1奪三振と好投。同じく育成契約の宇田川優希も三者連続三振とアピールした。野手陣も育成契約の大里昂生が犠飛、山中尭之も適時打を放った。ルーキーの池田陵真も適時三塁打と気を吐いている。

試合を総括して中嶋聡監督は、「宇田川はもともとスピードのあるピッチャーですし、打たれてても、一発目なんでね。結果が良かった悪かったというより、どうやって投げてたというのを見てました。去年はあまり実戦で投げているわけではないけど、私というより、周りに対してもいいアピールになったんじゃないですかね」と宇田川を評価。

また、「こういう最初の紅白戦で大事なのは、結果じゃなく、声出しであったり、こっちが求めているものだったり、チームの決まりごとで言えば、攻守交替だったり、カバーリングであったり。一塁までしっかりと走るとか、当たり前のことをちゃんとできるのかということだと思っています」と基本動作を重要視してると話した。

そこに関しては、「まだ甘かったと思います。言われていることがどういうことなのか理解していないんじゃないかというのを感じましたね」と引き締めた。

好投を見せた宇田川は、「今年はフォームを一から変えたので、どうかなというがあったんですけど、うまくはまってくれたと思います。今日も感覚良かったです。どんどん結果を出して、少しでも早く支配下登録してもらえるようにがんばります」と意気込んだ。

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