【全米オープン】ジョコビッチ、決勝後にデルポトロと健闘称え合う

Sacha Pisani

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ノバク・ジョコビッチは、フアンマルティン・デルポトロが再びメジャーの決勝という大舞台に戻り、日曜の全米オープンで果たせなかったグランドスラムでの優勝を果たすと信じている。 

前世界ランキング1位のジョコビッチは、デルポトロを6-3、 7-6 (7-4)、 6-3で下し、ピート・サンプラスの持つグランドスラム14回優勝記録に並んだ。全米オープンでの優勝は3度目だ。 

デルポトロはケガにより試合から離れていたものの、2009年の全米オープン優勝から9年ぶりに決勝進出となった。

デルポトロはジョコビッチの勢いを止めることはできなかった。しかし、試合後のフラッシング・メドウズは、両選手が互いの健闘を称え合う、温かい空気に包まれていた。

セルビア出身、今季ウィンブルドンを制した第6シードのジョコビッチも肘のケガを振り返り、表彰式では次のように述べた。「今年の初めに手術を受けたとき、手術によってツアー離脱を経験していたファンマルティンの気持ちが理解できた」

「つらい時期だったけれど、困難から学ぶことができる。落ち込んだ時や自分の思うように物事が進まない時に、学びを得られる。辛い瞬間にこそ自分のベストの部分を引き出そうと努力し、最愛の人達からのサポートを受けて、ここにたどり着いている」 (ジョコビッチ)

ジョコビッチはさらに付け加えた。「過去4、5年かけてファンマルティンが成し遂げたことに対して賞賛を送りたい。彼の手首のケガをして復帰した彼は、トッププレーヤーになり、グランドスラムで戦うという信念をずっと持ち続けている」 

「彼の成功を心から願っている。彼が再びここに戻り、トロフィーを掲げることになると思っている」 

第3シードのデルポトロも、ESPNに対してジョコビッチを賞賛し、次のように述べている。「決勝で崇拝すべき選手とプレーできてとても幸せだ。ツアーでは、彼は友人でもあり、優勝してほしいと思う選手だと私が思っていることを、彼もわかっている」

「もちろん、負けたことは悲しいけれど、ノバク、そして彼のチームの勝利を喜んでいる。優勝にふさわしい選手だ」(デルポトド)

過酷だったケガからの復帰について、デルポトロは次のように語っている。「手首をケガしていた時、決してあきらめることはなかった。自分のケガをすべて治して、またここに戻るべく努力してきた。全米オープンは大好きな大会だから、9年かけて戻ってきたことは自分にとっても信じられないほど素晴らしいことだ」 

原文:US Open 2018: Love in the air as Novak Djokovic and Juan Martin Del Potro exchange praise after US Open final
翻訳:Ayako Hayashi


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