現地時間11月11日、英・ロンドンで行われている男子テニスのATPツアー・ファイナルで、錦織圭は1次リーグでロジャー・フェデラーと対戦し、2-0のストレートで勝利した。
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フェデラーはキャリア通算で20回の4大大会優勝を含む99個のタイトルを獲得。37歳の今季も全豪オープンなど4つの大会で優勝しており、世界ランク3位に付けている。
そんなレジェンドプレイヤーから4年ぶりに勝利を挙げた錦織だったが、試合後の会見では笑顔を見せなかった。
「(第1、第2セットの)両方とも、特に1セット目はよくなかったですし、ほとんどミスしていた」と理想のプレーができていなかったことを明かした。
同じくフェデラーも好調ではなかった。思うようなプレーができず、珍しく苛立ちを露わにするシーンもときに見られ、アンフォーストエラーは34を数えた。両者が好調でない中、錦織は粘りを見せ、タイブレークの末に第1セットを勝ち取る。第2セットもなんとか自分のペースに持ち込み、強敵からの勝ち星を掴み取った。
「内容はそんなによくなかったが、1試合目に勝てたことは自信にはなると思う」と語った錦織。同・13日のケビン・アンダーソン戦では、決勝トーナメント進出に向けて本来のテニスを取り戻すことができるだろうか。
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