ラッパー同士の“ビーフ”に終止符を打つカギは、元NHLの荒くれ者タイ・ドミ!?

Jordan Heck

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ラッパーのプシャ・Tが「The Story Of Adidon」という曲中で“ドレイクには隠し子がいる”とラップしてから、トロント出身のラッパー、ドレイクは、この件に関する発言こそしたものの、実際に曲中でのレスポンスはしていなかった。しかし29日に発売されるドレイクのアルバム『Scorpion』で、そのアンサー曲が聴けるかもしれない。

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これは単なる憶測に過ぎないことを断っておく。しかし、最近インスタグラムのストーリーズに悪名高い元トロント・メープルリーフスの乱暴者、タイ・ドミの写真を載せたドレイクの意図を読み取ってみたいと思う。

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これは2002年のイースタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦、オタワ・セネターズ戦で、ドミがオタワのリカード・ピアソンに激しく体当たりされた後に撮られた写真だ。この時、トロントは2対0とリードされていた。ピアソンがペナルティーを取られた結果、メープルリーフスはパワープレーの間に2ゴールを挙げ、最終的に第6戦を4対3で勝利した。

トロントはさらに第7戦も勝ってシリーズをものにし、ピアソンはドミに対するラフプレーによってオタワが負けたと大いに責められた。そしてピアソンは、このシリーズ以降NHLでプレーすることはなかった。

さて、これがドレイクとどんな関係があるのだろうか?

ドレイクがインスタグラムに載せたこの件と、現在進行中のプシャ・Tとの言い争いを関連付けることができるのだ。多くの人が、プシャ・Tのディス曲をピアソンがしたようなラフプレーだと捉えた。だが、ドレイクは、ドミのように最終的には自分が勝つと言っているというわけだ。

ピアソンがそのシリーズ以降NHLでプレーしなかったという事実も意味がある。ヒップホップの大御所、J.プリンスによれば、ドレイクはカニエ・ウェストとプシャ・Tの“キャリアを終わらせる”ディス曲をレコーディングしたが、結局は発表を見送ったらしい。

この写真はJ.プリンスがほのめかしたように、『Scorpion』に収められたプシャ・Tのキャリアを終わらせるディス曲のことを指しているのかもしれない。

この憶測をさらに裏付けるものとして、DJ アカデミクスは「(ドレイクは)“俺の作品が発表されたら、みんなは納得するだろう”と言っている」と2人のラッパー間で進行中の堂々巡りの論争について語った

この憶測は深読みしすぎだろうか? そうかもしれない。しかし、トロント出身のドレイクは過去にもスポーツを引き合いに出したことを思い出してほしい。ミーク・ミルとのビーフでも、彼は「Back-to-Back」のカバーにブルージェイズのジョー・カーターを使った。そこには、ドレイクのホームチームでプレーしていたカーターが、ミーク・ミルのホームチーム、フィリーズ相手にワールドシリーズで優勝を決めるホームランを打ったという意味があったのだ。

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原文:Did Drake use an NHL reference to hint at Pusha-T dis track on upcoming album?

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Jordan Heck

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Jordan Heck is a Social Media Producer at Sporting News. Before working here, he was a Digital Content Producer at The Indianapolis Star. He graduated with a degree from Indiana University.