トム・ブレイディは引退するのか…プレーオフ敗退後、引退の噂について答える

Edward Sutelan

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トム・ブレイディの44歳シーズンが正式に終了した。これがブレイディのNFL選手としての最終シーズンとなるかどうかが様々な憶測を呼んでいる。

1月23日(日本時間24日)、タンパベイ・バッカニアーズはNFCディビジョナル・ラウンドでロサンゼルス・ラムズに30-27のスコアで敗れた。バッカニアーズのクォーターバックであるブレイディの去就について様々な憶測報道が飛び交う中、ブレイディ自身はただ試合に集中していたと答え、引退するかどうかについては明言することはなかった。

「そのことについてはまだあまり考えていない。毎日目の前に起こることに集中しているだけだよ」とブレイディは言った。

ブレイディはフィールドではただ勝つためにすることだけに集中していて、それが現役最後の試合であるかどうかは考えていなかったと言った。

「正直に言って、僕が今考えているのはこの試合のことだけだよ。それ以外には今から5分前のことだって考えられないくらいだ」

試合開始前、CBSスポーツ、ESPN、NFL メディア、その他多くの報道機関が、バッカニアーズがブレイディの最終シーズン後の計画を準備していることやブレイディが引退を検討しているなどと報じていた。ブレイディはかつて最低でも45歳になるまでプレイしたいと語ったことがある。それは2022年シーズンであり、ブレイディの契約は2022年まで残っている。

試合後にバッカニアーズのヘッドコーチであるブルース・エリアンスはこの将来の殿堂入りが確実なクォーターバックの将来を決めることができるのは本人だけだと言った。

「それはトム(ブレイディ)次第だよ。他のすべてのベテラン選手と同じように」

ブレイディがバッカニアーズに移籍して1年目に、チームはスーパーボウル55を制し、ブレイディは史上最多記録

である7個目のスーパーボウル優勝リングを獲得するとともに、自身キャリア5度目となるスーパーボウル最優秀選手賞(MVP)にも選出された。

ブレイディは2021年シーズンではリーグ最多の5,316パッシング・ヤードと43個のタッチダウンを記録した。シーズンを通したパス成功率は67.5%で、この数字はニューイングランド・ペイトリオッツ在籍時に16勝0敗を達成した2007年以来、自身最高のものでもあった。

バッカニアーズでブレイディのパスをもっとも多く受けてきた選手の1人、マイク・エバンス(ワイドレシーバー)はブレイディに来シーズンもチームに残留するように説得するつもりはないと言った。

「ブレイディのモチベーションは彼自身の中にある。彼は自分の答えを知っている。来年も彼と一緒にプレイできることを願っているよ」

(翻訳:角谷剛)

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Edward Sutelan

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Edward Sutelan joined The Sporting News in 2021 after covering high school sports for PennLive. Edward graduated from The Ohio State University in 2019, where he gained experience covering the baseball, football and basketball teams. Edward also spent time working for The Columbus Dispatch and Cape Cod Times.