T・ブレイディがNFL記者協会選出のMVPに

Arthur Weinstein

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プロフットボール記者協会が1月17日、40歳にしてNFL最多のパス獲得ヤードを誇るニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディを、2017年の最優秀選手に選出したことを発表した。

同協会はまた、ロサンゼルス・ラムズのRBトッド・ガーリーを最優秀攻撃選手に、ジャクソンビル・ジャガーズのDEカライス・キャンベルを最優秀守備選手に、それぞれ選出している。

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ブライディは2007年と2010年にも最優秀選手に選ばれており、ペイトン・マニング(受賞4回)に次ぐ歴代2位となる通算3度目の受賞。なお、マニングはAP通信の最優秀選手賞を5回受賞している。

2013年にプロフットボール記者協会の最優秀選手に選出されたとき、マニングは37歳だったため、ブレイディは歴代最年長での選出となる。

今季のブレイディはリーグトップのパス獲得ヤード(4577)に、タッチダウンパス32本を記録。ペイトリオッツは21日、アメリカン・フットボール・カンファレンス決勝でジャガーズと対戦する。

31歳のベテラン、キャンベルは今季、ダラス・カウボーイズのデマーカス・ローレンと並ぶリーグ2位の14.5サックを記録(トップはアリゾナ・カージナルスのチャンドラー・ジョーンズで17サック)。また、67タックル、3ファンブルフォースドを記録している。ジャガーズの守備は1試合平均16.8失点でリーグ2位。

ガーリーは1試合平均29.9得点でリーグトップの攻撃を誇るラムズに大きく貢献。2015年に1巡目指名された23歳は、ランで1305ヤード(平均4.7)、64レシーブで788ヤードを獲得。タッチダウン数(19)とスクリメージからの獲得ヤード(2093)でリーグ首位に立っている。

ガーリーとQBジャレッド・ゴフ、そして活気を取り戻した攻撃陣にけん引され、ラムズは今季のレギュラーシーズンで11勝5敗を記録。勝ち越したのは2003年以来となる。

原文:Tom Brady named NFL MVP, Todd Gurley, Calais Campbell win player of year honors from NFL writers(抄訳)

Arthur Weinstein