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NFLでは、開幕2連勝スタートをしても、何一つ保障されるものなどない。2013年以降、この記録でスタートした23チームがプレーオフに進出している。しかし、その一方で17チームはポストシーズンに進むことができなかった。
この記録は、開幕2連勝したチームの57.5%が最終的にプレーオフに進出すると示している。しかし、過去の結果から、今後のパフォーマンスを予測することなどできない。開幕2連勝した各チームを個別に見ていこう。
今年、開幕2勝しているのは7チームだ。各チームが「真の優勝候補かどうか」を見ていく前に、2勝していないが無敗のチームが2チームあることにも触れておきたい。パッカーズとバイキングス(両チームとも1勝0敗1分)は、いずれもNFC北地区からプレーオフに進出するかもしれない。
ロサンゼルス・ラムズ
レイダース、カーディナルスに勝利
合計得点差:+54
ラムズは「マッチゲーム」や「ハリウッド・スクエア」といった人気TV番組を合わせてもなお、それを上回るスターとしての力をロサンゼルスでは持っている。若きヘッドコーチのシーン・マクベイにはすべてが分かっているようだ。そして彼が指揮するチームは格下の敵二人倒したかのように見える。オフェンスは点を決められ、ディフェンスは堅い守りで敵を寄せ付けることなく、さらに得点することもできるのだ。第53回スーパーボウルの優勝候補だ。
デンバー・ブロンコス
シーホークス、レイダースに勝利
合計得点差:4
ブロンコスは先シーズンも開幕2連勝したものの、ヘッドコーチのバンス・ジョゼフの最初のシーズンは5勝11敗に終わっている。残念なことに、彼らは今年も同様の危機に瀕しているようだ。シアトル・シーホークスもオークランド・レイダースも好調ではない。そして、そういったチームからわずかな差で勝利するため、デンバーはQBケース・キーナムの下、不安定なパフォーマンスを行う必要があった。ブロンコスはAFC西地区で3番目のチームであり、8勝8敗ぐらいに落ち着くだろう。ワイルドカードを考慮しても、今年も優勝候補とは言えない。
ジャクソンビル・ジャガーズ
ジャイアンツ、ペイトリオッツに勝利
合計得点差:+16
ジャクソンビル・ジャガーズにとってディフェンスやランニングゲームがすべてではなくなった。QBのブレイク・ボートルスは攻撃面でコントロールが良くなっており、さらに「サックソンビル」の愛称通り、正確な守備を見せ続けている。ジャガーズは大舞台で勝利するために必要となる、伝統的な方法に集中している。彼らは2年連続AFC王者のペイトリオッツは倒すことで、それを証明したのだ。第53回スーパーボウルの優勝候補だ。
マイアミ・ドルフィンズ
タイタンズ、ジェッツに勝利
合計得点差:+15
今年のドルフィンズは、特にディフェンス陣の才能に恵まれていない。マイアミの勝利はどちらも、自ら負傷を招いてしまい、ディフェンスに不利となる勝利となった。しかし勝利は勝利だ。オークランド・レイダースは、更にサプライズとなるドルフィンズの勝利に協力してくれるかもしれない。ヘッドコーチ、アダム・ガスの指揮は良いといえるが、今後まもなく、厳しい結果になるだろう。ワイルドカードを考慮しても、優勝候補とは言えないだろう。
シンシナティ・ベンガルズ
コルツ、レイブンズに勝利
合計得点差:+22
ベンガルズはヘッドコーチのマービン・ルイスが求めるチームに立ち戻った。いずれの勝利もスクリメージライン上での勝利だ。攻撃コーディネーター、ビル・レイザーが指揮するオフェンスにはアンディー・ダルトンを擁し、守備コーディネーターのテリル・オースティンはディフェンス以上の力を引き出している。この地区は予想よりも弱いように思えるが、ベンガルズは昨シーズンよりも好調で強化されている。ベンガルズは波のある状態でシーズンを迎えていたものの、現在の彼らは好調といって間違いない。AFC北地区の優勝候補だ。
タンパベイ・バッカニアーズ
セインツ、イーグルスに勝利
合計得点差:+14
ライアン・フィッツパトリックの試合後の服装についてはまだ疑問が残るものの、彼が2試合の中で、素晴らしいディフェンスをもたらしたことは明らかだ。しかし熟練のQBは、過度に注目を浴びるに値する良い試合をすることでも知られている。バッカニアーズはビッグパスに頼ってきた。ランニングゲームとディフェンスはまだ、状態は良くないままだ。2週連続で大勝利をあげたものの、NFL最強地区での5試合を含む今後の対戦スケジュールに余裕はない。ワイルドカードを考慮しても、優勝候補とは言えないだろう。
カンザスシティ・チーフス
チャージャーズ、スティーラーズに勝利
合計得点差:+15
パトリック・マホームズの開幕2試合での10タッチダウンパスは、ゲーム「マッデンNFL19」でも再現するのは難しいはずだ。ディフェンスが彼にあえてダウンフィールドにボールを投げさせているかのように、彼はプレーしている。そう、カンザスシティ・チーフスのパスディフェンスは恐ろしいのだ。チャージャーズのフィリップ・リバースとスティーラーズのベン・ロスリスバーガーの両者とも、マホームズの攻撃に対抗していた。しかし、チーフスがより多く得点を決めるときにそんなことは関係なくなる。マホームズは2年目のQBであり、調子が悪いこともあるかもしれない。しかし彼の腕は不調を上回るほどの実力を見せるだろう。ヘッドコーチのアンディー・リードはQBの交代を素晴らしく仕上げたことにより「コーチ・オブ・ザ・イヤー」に向けたスタートを切ったと言える。AFC西地区の優勝候補だ。いや、スーパーボウルの優勝候補とも言えるだろう。
原文:NFL contenders and pretenders: Who's real among 2-0 teams?
翻訳:Ayako Hayashi
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