【NFL】第9週、ラムズの連勝がストップ。レジェンドQB対決はブレイディに軍配|最新結果&順位

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【NFL試合結果:第9週】

●レイダース 3-34 49ers○
○スティーラーズ 23-16 レイブンズ●
○ベアーズ 41-9 ビルズ●
●バッカニアーズ 28-42 パンサーズ○
○チーフス 37-21 ブラウンズ●

●ジェッツ 6-13 ドルフィンズ○
●ライオンズ 9-24 バイキングス○
○ファルコンズ 38-14 レッドスキンズ●
○テキサンズ 19-17 ブロンコス●
○チャージャーズ 25-17 シーホークス●

●ラムズ 35-45 セインツ○
●パッカーズ 17-31 ペイトリオッツ○
○タイタンズ 28-14 カウボーイズ●

※試合なし:ジャガーズ、ベンガルズ、コルツ、イーグルス、カーディナルス、ジャイアンツ

◆ラムズの連勝が遂にストップ

ラムズの連勝を止めたのはセインツ

NFL第9週で最も注目すべき結果は、やはりラムズの全勝ストップであろう。セインツがラムズをホームに迎えたディビジョン首位同士の対決では、QBブリーズがタクトを振るセインツのオフェンス力が爆発し、前半だけで35点を奪う猛攻を見せた。

結局、45-35で勝利したこの試合で、ベテランのブリーズは346ヤードを投げ、さらに4タッチダウンパスを記録して健在振りをアピールした。

一方、今季MVP級の活躍でチームを開幕8連勝に導いたラムズのQBゴフも391ヤードを投げる奮闘を見せ、チームは第4クォーターにかけて、21連続得点を挙げる追い上げを見せるも、前半の大量失点が響く形となった。

互いのオフェンス力が目立ったこの試合で見逃せないのが、セインツのランディフェンスである。ゴフと並ぶラムズ攻撃陣のキーマンとなっているRBガーリーをトータル79ヤード(うちランは68ヤード)に抑えることに成功し、チームの勝利に陰ながら大きく貢献した。

対するラムズはセインツのRBカマーラにトータル116ヤードの獲得と3タッチダウンを許しており、このことからもランディフェンスの差が強豪対決の勝敗を分ける一因となったことが分かる。

それぞれ1敗で地区首位を快走する両チームは、このまま勢いを維持することができれば地区優勝を果たす公算が高いため、ポストシーズンに今一度この好勝負が見られる可能性は決して低くない。

◆レジェンドQB対決はブレイディに軍配

週の日曜夜に開催され、ロジャース対ブレイディという、恐らくこれが最後になるであろうレジェンドQB対決として注目を集めたパッカーズvs.ペイトリオッツは、終盤に勝負強さを見せたペイトリオッツに軍配が上がった。

31-17で決着したこの試合で、ロジャースはポケットからレシーバーにパスを出す攻撃で259ヤードを獲得したのに対し、ブレイディは主にクイックなパスで攻撃を組み立てて294ヤードを獲得。

そして拮抗する試合展開のなかで違いを見せたのは、グロンコウスキーというパス攻撃のキーマンを欠いたペイトリオッツで、レシーバー陣をリードしたWRゴードンだった。

このゲームで130レシーブヤードを獲得したゴードンは、接戦のまま迎えた第4クォーターに55ヤードのタッチダウンプレーでチームに勝利を引き寄せた。

この勝利により連勝を6に伸ばしたペイトリオッツが、引き続きAFC東地区首位の“定位置”をキープしたのに対し、パッカーズは3勝4敗1分と、勝率が5割を切り、来週以降はワイルドカード争いに絡んでいるチームとの連戦が続く、正念場を迎えることとなった。

この他では、ブラウンズ戦で8試合連続となる300ヤード越えをマークしたQBマホームズがこのゲームでもチーフスの勝利に大きく貢献。チーフスは7勝1敗と、ディビジョン首位とAFCトップシードの座を堅持した。

同じくAFCでは、レイブンズとの同地区ライバル対決を制したスティーラーズが北地区首位の座を守り、南地区はブロンコスに競り勝ったテキサンズが6連勝で首位の座をキープした。

NFCは、レッドスキンズがファルコンズに大敗したことで、東地区の混戦模様に拍車がかかることに。北地区は、ベアーズとバイキングスが揃って快勝し、ディビジョンのトップ2を堅持した。

【NFL順位表:第9週終了時点】

◆AFC 東地区
1位 ニューイングランド・ペイトリオッツ 7勝2敗
2位 マイアミ・ドルフィンズ 5勝4敗
3位 ニューヨーク・ジェッツ 3勝6敗
4位 バッファロー・ビルズ 2勝7敗
◆AFC 北地区
1位 ピッツバーグ・スティーラーズ 5勝2敗1分
2位 シンシナティ・ベンガルズ 5勝3敗
3位 ボルティモア・レイブンズ 4勝5敗
4位 クリーブランド・ブラウンズ 2勝6敗1分
◆AFC 南地区
1位 ヒューストン・テキサンズ 6勝3敗
2位 テネシー・タイタンズ 4勝4敗
3位 ジャクソンビル・ジャガーズ 3勝5敗
4位 インディアナポリス・コルツ 3勝5敗
◆AFC 西地区
1位 カンザスシティ・チーフス 8勝1敗
2位 ロサンゼルス・チャージャーズ 6勝2敗
3位 デンバー・ブロンコス 3勝6敗
4位 オークランド・レイダース 1勝7敗

◆NFC 東地区
1位 ワシントン・レッドスキンズ 5勝3敗
2位 フィラデルフィア・イーグルス 4勝4敗
3位 ダラス・カウボーイズ 3勝5敗
4位 ニューヨーク・ジャイアンツ 1勝7敗
◆NFC 北地区
1位 シカゴ・ベアーズ 5勝3敗
2位 ミネソタ・バイキングス 5勝3敗1分
3位 グリーンベイ・パッカーズ 3勝4敗1分
4位 デトロイト・ライオンズ 3勝5敗
◆NFC 南地区
1位 ニューオリンズ・セインツ 7勝1敗
2位 カロライナ・パンサーズ 6勝2敗
3位 アトランタ・ファルコンズ 4勝4敗
4位 タンパベイ・バッカニアーズ 3勝5敗
◆NFC 西地区
1位 ロサンゼルス・ラムズ 8勝1敗
2位 シアトル・シーホークス 4勝4敗
3位 アリゾナ・カーディナルス 2勝6敗
4位 サンフランシスコ・49ers 2勝7敗


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。