【NFL】第10週、加速するセインツ、ペイトリオッツは急ブレーキ|最新結果&順位

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【NFL試合結果:第10週】

●パンサーズ 21-52 スティーラーズ○
●ライオンズ 22-34 ベアーズ○
○セインツ 51-14 ベンガルズ●
●ファルコンズ 16-28 ブラウンズ○
●ジャガーズ 26-29 コルツ○

●カーディナルス 14-26 チーフス○
○ビルズ 41-10 ジェッツ●
○レッドスキンズ 16-3 バッカニアーズ●
●ペイトリオッツ 10-34 タイタンズ○
○チャージャーズ 20-6 レイダース●

●ドルフィンズ 12-31 パッカーズ○
●シーホークス 31-36 ラムズ○
○カウボーイズ 27-20 イーグルス●
○ジャイアンツ 27-23 49ers●

※試合なし:テキサンズ、レイブンズ、バイキングス、ブロンコス

◆勢いに乗るセインツ、ブリーズが歴代2位の記録

試合会場によっては、スタジアムの観客に初冬を思わせる厚着の装いや白い息の目立つようになったNFL第10週は、サーズデーナイトの一戦を皮切りに、2ポゼッション差以上つく大差となったゲームが比較的多く見られる週となった。

その木曜夜のゲームでは、スティーラーズが52-21で難敵パンサーズを一蹴し、AFC北地区首位の座を守った。同じくAFCでは、西地区首位のチーフスがカーディナルスを26-14で下して1敗をキープ。

NFCではレッドゾーンでの守備力と勝負強さの光ったレッドスキンズが16-3でバッカニアーズを退け、東地区首位の座を堅持したほか、北地区首位のベアーズがホームで開催されたライオンズとの同地区対決を34-22で制し、混戦のディビジョンでトップを死守することに成功した。

なお、このソルジャーフィールドのゲームでは、ベアーズのキッカーのパーキーが、4本連続でキックをポストに当てて外す(うち2本はエクストラポイント)という、ある種“神業的”な珍事が発生した。

そんな第10週で最も華々しい勝利を収めたのはNFC南地区首位のセインツで、前週ラムズの全勝をストップして勢いに乗るチームは、敵地にてAFC北地区2位のベンガルズを51-14で撃破。前述の通り、地区2位のパンサーズが敗れたため、セインツはプレーオフスポットへ大きく前進することとなった。

なお、この試合では3タッチダウンパスを記録したセインツのQBブリーズが、通算タッチダウンパス数を509とし、同部門でブレット・ファーブ(508)を抜いて歴代2位となった(TDパス歴代1位はペイトン・マニングの539)。

◆タイタンズ、ペイトリオッツに会心の勝利

大差の決着が多く見られた第10週で一番のサプライズを演出したのは、ホームでペイトリオッツに34-10と大勝したタイタンズである。立ち上がりから第1クォーター全てのドライブを得点に結びつけたタイタンズ。

17-3と主導権を握った状態で第2クォーターを迎えると、その後は見事に試合をコントロールし、後半はブレイディ率いるペイトリオッツのオフェンスに対する零封を完遂。

パスとラン両方のディフェンスが光ったこの日のタイタンズは、ブレイディに1本もタッチダウンパスを許さず、相手QBのレーティングを70.6に押さえ込んだほか、ペイトリオッツによるラッシングのトータルヤードを40ヤードに抑えた。

2018年最高のゲームを展開したタイタンズは、このアップセットにより5勝4敗と勝ち星を先行させ、試合のなかったAFC南地区首位のテキサンズとの差を1ゲームに縮めた。

◆ラムズは接戦を制し、地区優勝が見えた?

得点差が開く傾向にあった第10週にあって、前週全勝がストップしたNFC西地区首位のラムズは、同地区2位のシーホークスとの僅差の勝負をものにしてバウンスバックに成功した。

ドライブ毎、そしてクォーター毎にリードが入れ替わる激しい接戦の末、36-31で勝利したラムズ。今季絶好調のQBゴフはこのゲームでも318ヤードを獲得し、2タッチダウンパスを記録する安定した試合運びを見せたほか、前週セインツに抑えられたRBガーリーも16回のキャリーで120ヤードを獲得する出色のパフォーマンスを披露。

これでラムズは今季の成績を9勝1敗とし、ディビジョン直接対決で敗れた2位のシーホークスが4勝5敗としたことで、一気に地区優勝に近づくこととなった。

【NFL順位表:第10週終了時点】

◆AFC 東地区
1位 ニューイングランド・ペイトリオッツ 7勝3敗
2位 マイアミ・ドルフィンズ 5勝5敗
3位 バッファロー・ビルズ 3勝7敗
4位 ニューヨーク・ジェッツ 3勝7敗
◆AFC 北地区
1位 ピッツバーグ・スティーラーズ 6勝2敗1分
2位 シンシナティ・ベンガルズ 5勝4敗
3位 ボルティモア・レイブンズ 4勝5敗
4位 クリーブランド・ブラウンズ 3勝6敗1分
◆AFC 南地区
1位 ヒューストン・テキサンズ 6勝3敗
2位 テネシー・タイタンズ 5勝4敗
3位 インディアナポリス・コルツ 4勝5敗
4位 ジャクソンビル・ジャガーズ 3勝6敗
◆AFC 西地区
1位 カンザスシティ・チーフス 9勝1敗
2位 ロサンゼルス・チャージャーズ 7勝2敗
3位 デンバー・ブロンコス 3勝6敗
4位 オークランド・レイダース 1勝8敗

◆NFC 東地区
1位 ワシントン・レッドスキンズ 6勝3敗
2位 ダラス・カウボーイズ 4勝5敗
3位 フィラデルフィア・イーグルス 4勝5敗
4位 ニューヨーク・ジャイアンツ 1勝7敗
◆NFC 北地区
1位 シカゴ・ベアーズ 6勝3敗
2位 ミネソタ・バイキングス 5勝3敗1分
3位 グリーンベイ・パッカーズ 4勝4敗1分
4位 デトロイト・ライオンズ 3勝6敗
◆NFC 南地区
1位 ニューオリンズ・セインツ 8勝1敗
2位 カロライナ・パンサーズ 6勝3敗
3位 アトランタ・ファルコンズ 4勝5敗
4位 タンパベイ・バッカニアーズ 3勝6敗
◆NFC 西地区
1位 ロサンゼルス・ラムズ 9勝1敗
2位 シアトル・シーホークス 4勝5敗
3位 アリゾナ・カーディナルス 2勝7敗
4位 サンフランシスコ・49ers 2勝8敗


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。