NFLの新しいヘルメットルールを巡って混乱が起きている中で、リーグのシニアバイスプレジデントであるアルベルト・リベロンは、ツイッターに動画を投稿した。その動画は、どんなタックルがルール違反で、どんなタックルがそうでないのかを説明するはずだった。
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しかし、その動画はさらなる疑問を増やしただけだった。プレシーズンマッチの第1週、多くの不可解なペナルティが選手たちに課されたのと同様に。
動画は計6つのプレーを紹介している。最初の3つは「正しいプレー」で、後の3つはルール違反となるプレーだ。ツイートでリベロンは「このヘルメットルールは、選手たちを不要なリスクから守るために設計されました。相手選手に危害を加えるため、頭を下げるのは反則です。このルールは全選手、全フィールドに適用されます。最初の3プレーは正しいプレー、残りの3つは反則となるプレーです」とした。
The Use of Helmet rule is designed to protect players from unnecessary risk. It's illegal to lower your head to initiate contact against an opponent. This rule applies to all players & the entire field. The 1st 3 plays are examples of the #NFLWaytoPlay and the last 3 are fouls. pic.twitter.com/HzfR196UIg
— Al Riveron (@alriveron) 2018年8月15日
両者のプレーの違いがよくわからないことを受けて、ウェブサイト「プロフットボールトーク」を運営するマイケル・デービッド・スミスは、物事をハッキリさせようと試みた。
「多くの人がこの動画に戸惑っているので、私はリーグに問い合わせました」彼はツイッターで言った。「ペナルティが課されるプレーとされる3つの動画において、ファウルの判定を受ける選手は、一つ目の動画ではタックルした選手、二つ目の動画ではオフェンスの82番、3つ目の動画ではディフェンスの92番、とのことです」
しかし、この細かな説明がなされてもなお、リベロンの投稿した動画には懸念が残る。審判たちは果たして、正しいジャッジができるのか、という問題だ。既にこのプレシーズン、新しいルールの下で18度旗が上がっている。ESPNによると、1試合あたり1.38回という頻度だ。
このルールは、オフェンスとディフェンスの選手双方を対象としており、もし相手に対してヘルメットで攻撃した場合、出場停止処分を受ける可能性もある。
アトランタ・ファルコンズのダン・クインを含むヘッドコーチたちは、この新ルールにフラストレーションを感じている。一方、ダラス・カウボーイズのエゼキエル・エリオットのように、あまり心配をしていない選手もいる。
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原文:Despite NFL's attempts to clarify new helmet rule, confusion remains
翻訳:Muneharu Uchino