NFLコミッショナー「キャパニックとの話し合いを歓迎する」

Kirstie Chiappelli

NFLコミッショナー「キャパニックとの話し合いを歓迎する」 image

NFLのコミッショナー、ロジャー・グッデル氏は意見を変えるつもりがない。

MORE: 今なら無料視聴可。スポーツを見るならDAZN(ダ・ゾーン)に!

グッデルが月曜日のCNBCに登場した際、コリン・キャパニックはNFLリーグから追放されたわけではないと改めて主張した。むしろ、彼が交渉を望めばNFLはいつでもウェルカムだと言う。

「コリンには、いつでも歓迎だと伝えてきた。だから彼がいつ来ても温かく迎え入れるつもりだ。いつでも扉は開けている。これまで選手連合が話し合いの場を設けようとしてくれたこともあったし、選手連合によっても彼は招待されてきた」。

現在もフリーエージェントのキャパニックだが、今なお続く「静かなる抗議運動のリーダー」と称されるようになってから、NFLの各チームが共謀して彼との契約を結ばないことにしていると10月に訴えた。しかし、グッデルコミッショナーは個々のチームが独自に判断してキャパニックを選手名簿に載せないと決めたのだと主張した。

「それぞれのチームが決めないといけないことだ。各球団がそれぞれのチームにとってベストの答えを決めるため、沢山の判断基準を持っている。くだされた決断は、(各チームにとって)最善の答えだっただけだ」。

コリン・キャパニックは先週、『Sports Illustrated』のモハメド・アリ・レガシー・アワードを受賞した。この賞は優れたスポーツマンシップや慈善活動を行ったアスリートに贈られる。受賞したキャパニックはこれからもアメリカにおける人種差別と戦い続けると誓った一方、将来どこかの球団と契約することがあれば試合での抗議運動は行わないと約束した。

原文:Roger Goodell still denies Colin Kaepernick is being blackballed

翻訳:渡邉剛

Kirstie Chiappelli