アメリカンフットボールの経験がなくても問題はない。
NFLドラフト2018でフィラデルフィア・イーグルスは、7巡目全体233位でオーストラリアのシドニー出身である203センチ、157キロの元ラグビー選手であるジョーダン・マイラタを指名した。
オフェンシブ・タックルをプレイする予定の(とても巨大な)マイラタは、アメリカン・フットボールの経験はないのだが、彼のラグビーリーグでのハイライト動画が注目されている。
The @Eagles just drafted Australian rugby player Jordan Mailata.
— NFL (@NFL) 2018年4月28日
His highlights are... INSANE. DOMINANT. RIDICULOUS. 😱 #NFLDraft pic.twitter.com/ELYxjng21m
マイラタはインスタグラムに指名されたことを投稿し、イーグルスへの感謝のメッセージも付け加えた。
「小さなチャンスを掴んだものにこそ大きなチャンスが与えられる。家族や友人による愛と支援のおかげで、次の道を進む準備はできている。これは新たな旅路の始まりで、今日という日は絶対に忘れない。イーグルスファンの皆さん、暖かい歓迎をありがとう!そしてフィラデルフィア・イーグルスにはとても感謝しています」
マイラタはNFL入りするためのトレーニングを行なっていた。
以下は『ESPN』より抜粋。
彼の旅路は昨夏に始まった。彼の代理人がハイライト動画を作成し、ほかのラグビーチームに送るとともに、NFLの国際選手部門にも送ると、とても興味を持たれた。
11月にロサンゼルスでワークアウトしたことで、マイラタはフロリダ州にあるIMGでトレーニングできるようになったのだ。ここ数ヶ月、IMGで1日平均4.5時間のトレーニングに加え、ゲームを学ぶために毎日3時間ほど勉強した。
このプログラムを受ける前に、アメリカンフットボールの知識がどれくらいか問われたマイラタは「ピーナッツより少ないよ、マイト」と答えていた。
次のNFLシーズンでの楽しみがひとつ増えたことは間違いない。
原文:Eagles select 6-8, 346-pound rugby star Jordan Mailata, who has no football experience
翻訳:Reo Onishi