NFLとMLBの間で揺れるマレーに、野球転向のティーボウがアドバイス「自分の心に正直になるべきだ」

Alexis Mansanarez

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カイラー・マレーは、MLBではなくNFLに専念するという決断を下す前に、同じく2種の競技を経験するプロ選手から適切なアドバイスをもらっていた。

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その人物とは2007年にハイズマン賞(全米大学フットボール最優秀選手賞)を受賞したティム・ティーボウ(現ニューヨーク・メッツ傘下)である。彼はマレーに「アスレチックスで野球のキャリアを始めるのか、NFLドラフトに向けて準備をするのかを決める時は、自分の心に正直になるべきだ」と助言した。

マレーはオクラホマ大の先発クォーターバックとして活躍し、昨年のハイズマン賞に選ばれた。また、2018年MLBドラフトで全体9巡目で指名された。そして、2月11日、フットボールに専念すると表明した。

「カイラーは本当に良い青年だと私は思っている。彼にとってこの決断は非常に難しいものだったと思う」ティーボウはメッツのスプリングキャンプに到着した16日、記者にこう語った。「彼はどちらの競技も愛しているし、僕も同じような経験があるからよく分かる。彼はこのところ特にうまくいっていて集中している方を選んだ。彼と話したとき、そのことについて話して、自分の心に正直になるようにアドバイスをしたよ。より熱い思いを抱いているのは一体なにか、と」

「エージェントや友だち、大切な人、家族のためにやってはいけない。自分の心にあるもののためにやるんだ。他人に君のことを決めつけさせてもいけない。尊敬するコーチたちがいて、みんな何を考えているのかを君に話すだろう。でも最も大事なことは、自分の心と情熱に正直に従うことだ、と伝えたよ。わからないけれど、彼がそうしたのであればいいなと思うよ」と続けた。

去年のドラフト会議のあと、マレーはアスレチックスとマイナー契約を結んだ。ボーナスを含めた契約金は466万ドル。承認がでた昨夏に150万ドル、3月1日に残りの316万ドルを、マレーが受け取るという契約だった。そのため、受領済みの金額を返還しなければいけない。

マレーは決断をする週より前に両競技団体と話し合っている。昨シーズンはオクラホマ大のスターターとして計54回のタッチダウンを決め、インターセプトは7回だけという活躍ぶりだった。ESPNのドラフト専門家であるメル・キーパーJr.氏とトッド・マクシャイ氏は、マレーをクォーターバック2位にランク付けしている。

 

(訳:Meg Nash)

 


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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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