C・キャパニック、チャリティ活動を讃える賞にノミネート

Kenan Goyette

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NFL選手会は1月23日、「バイロン“ウィザー”ホワイト賞」の最終候補者5人を発表したが、その中にはサプライズとなる1人の名前があった。

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チームの地元の町で地域奉仕活動をする選手をたたえるこの賞。最終候補者は、テキサンズのディフェンスエンド、J.J.ワット、ベンガルズのクオーターバック、アンディ・ダルトン、ブロンコスのラインバッカー、ボン・ミラー、イーグルスのディフェンスエンド、クリス・ロング、フリーエージェントのクオーターバック、コリン・キャパニック。

ワットはハリケーン「ハービー」に見舞われたヒューストンで3,700万ドル以上の寄付金を募り、救済活動に貢献した。地元の小児病院の基金集めに貢献したダルトンのチャリティには、ベンガルズがレイブンズに勝利をしたことによりに久しぶりのプレーオフ進出がもたらされたバッファロー・ビルズファンからも、感謝の意を込めて多額の寄付金が届けられた。

ロングはシーズン序盤に、100万ドルに相当する2017年の年俸全額を教育関係のチャリティに寄せることを約束した。ミラーのチャリティは低所得の若者に無料の視力検査と眼鏡を提供することに貢献した。

候補者に選ばれた中で最大のサプライズは、シーズンを通してフリーエージェントとして過ごしたコリン・キャパニックだろう。彼は、教育と社会運動を通して弾圧と闘うための寄付、100万ドルを集めた「10 for 10」のキャンペーンや、「100 Suits for 100 Men」のプログラムなど、チャリティの最前線で活動していた。

この賞は、元最高裁判事で1940年代にオールプロのハーフバックだった著名な人道主義者、バイロン“ウィザー”ホワイトに因んで名付けられた。受賞した選手は、本人が選ぶチャリティに寄付するための10万ドルを獲得し、他の最終候補者4人は1万ドルを獲得する。

原文:Colin Kaepernick, J.J. Watt among finalists for community MVP award
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Kenan Goyette