2024年のクリスマス、NFLが大きな話題を振りまいた。
NFLにとって史上3、4試合目となった水曜日開催の試合は、Netflixで全世界に配信され、カンザスシティ・チーフスとボルティモア・レイブンズが圧倒的な強さを証明した。
そして、レイブンズ対テキサンズのハーフタイムでは、ビヨンセが「A Cowboy Carter Christmas」と題したハーフタイムショーを行った。スーパーボウルのハーフタイムショーにも匹敵する規模のパフォーマンスがこの日最も印象的な瞬間だったと言える。
彼女がどの曲を演奏するのか、またクリスマス・ソングを歌うのかが注目されたが、ビヨンセは最新アルバムの曲に絞った素晴らしいショーを披露した。また、ショーの途中ではシャブージー、ポスト・マローン、そして娘のブルー・アイビーも登場してパフォーマンスを盛り上げた。
なお、Netflixでのこの試合の見逃し配信は日本時間12月27日（金）9:36までで終了したが、ビヨンセのハーフタイムショーのみを切り出した映像が『Beyoncé Bowl』として配信されている。
ちなみに試合前、ビヨンセをフィールドで生で観たいと語っていたレイブンズのQBラマー・ジャクソンはロッカールームの中で彼女のパフォーマンスを聞いていたようだ。
ここでは、世界が注目したビヨンセのハーフタイムショーを振り返る。
ビヨンセのハーフタイムショー
時刻は米国東部標準時間
6:20 p.m. -- ビヨンセが立つステージに宙へ上がっていった。ステージの下に『Bang』と書かれたバナーが現れてショーは終了。ビヨンセはアルバム曲でセットリストを構成し、クリスマスソングは歌わなかった。
6:19 p.m. -- ビヨンセがリリース以来初めて『Texas Hold 'Em』のライブパフォーマンスを披露。
6:18 p.m. -- ポスト・マローンとのデュエットの後は『Jolene』を披露。
6:17 p.m. -- ビヨンセがフィールドに置かれたトラックに近づくと、その荷台にはポスト・マローンが。2人で『Levii's Jeans』を披露した。
6:15 p.m. -- 『My House』へのトランジションでシャブージーが登場し、2人で『Spaghetti』、『Riiverdance』、『Sweet, honey, buckiin』をマッシュアップで披露。
ビヨンセが愛娘のブルー・アイビーと一緒に踊る姿も見られた。
6:14 p.m. -- ステージに戻ると『Ya Ya』を披露。
6:13 p.m. -- ビヨンセは馬から降り、そのまま『Blackbiird』へ。大きな白いカウボーイハットをはじめ、全身白の衣装。彼女がステージに登場し、ビデオからライブパフォーマンスへと移り変わる。
6:09 p.m. -- ハーフタイムショーがスタート、ビヨンセが馬に乗って『16 Carriages』を歌うビデオが映し出される。
5:55 p.m. -- ビヨンセのハーフタイムショーのキャストとセットは、すべて白で統一される模様。
5 p.m. -- ティザー映像には、意図的にバッファリングが挿入され、その後、ビヨンセのウィンクが続いていた。これは、Netflixのライブ配信でのトラブルを踏まえた大胆な演出だった。
スタジアムの来場者には「ビヨンセボウル」のブレスレットが配られた。
原文：Beyonce halftime show reviews: The best reactions to 2024 NFL Christmas performance
翻訳・編集：石山修二（スポーティングニュース日本版編集部
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