NFL 第56回スーパーボウル、ロサンゼルス・ラムズが22年ぶり制覇

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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Los Angels Rams wins Super Bowl 56

現地時間2月13日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのSoFiスタジアムで、アメリカンフットボール『NFL』の2021-22年シーズンの頂点を極めるスーパーボウル56が行われ、地元のロサンゼルス・ラムズがシンシナティ・ベンガルズを23−20で破り、22年ぶりに優勝した。

アメリカン・カンファレンス(AFC)側は、万年中堅チームのベンガルズが、2年目のクォーターバック(QB)、ジョー・バーロウら若い選手たちによってレギュラーシーズンからプレーオフまで快進撃を続け、33年ぶりの出場で初の制覇を狙っていた。

ナショナル・カンファレンス(NFC)からは、22年ぶり2度目の頂点を目指すラムズは、今季から加わった13年目のベテランQBマシュー・スタッフォードを中心に強靭なチームに生まれ変わってスーパーボウルにたどり着いた。

試合開始前には、カレッジフットボール経験者でアメリカンプロレス『WWE』出身の人気俳優ドウェイン・ジョンソンこと"ロック様"が、WWE時代に十八番だったセリフで両チームを紹介する場面もあった。

ゲーム開始序盤、スタッフォードのパスが冴え渡り、前半を13−10で折り返す、地の利が活きる展開に。スーパーボウル名物のハーフタイムショーには、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレー、50セントやメアリー・J・ブライジ、エミネムらが大物たちが登場し、7万人の観衆を沸かせた。

ハーフタイム明けの第3クォーター(Q)後半、ラムズのワイドレシーバー(WR)オーデル・ベッカムJr.が負傷すると、QBバローからWRティー・ヒギンズへのタッチダウンパスが通り、ベンガルズが逆転。しかし、第4Q残り6分前後からスタッフォードが反撃の糸口をつかみ、WRクーバー・カップが逆転のタッチダウンパスを決めて、そのままラムズが勝利した。

ラムズは22季ぶりの制覇となり、試合を決めたカップはMVPを受賞した。

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神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。