プロフットボール殿堂に、新たに8人が名前を連ねた。
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ワイドレシーバーのランディ・モス、ラインバッカーのレイ・ルイスをはじめ、元選手、元エグゼクティブたちは8月4日夜、オハイオ州カントンで正式に殿堂入りを果たした。
以下、トム・ベンソン・ホール・オブ・フェイム・スタジアムでのセレモニーにおけるハイライトだ。
ボビー・ビーサード
ビーサードは、歴代でもっとも成功したNFLエグゼクティブのひとりだ。彼は1978年から2000年にかけて、ワシントン・レッドスキンズとロサンゼルス・チャージャーズのGMを務めた。彼のチームは7度スーパーボウルに出場し、5度優勝した。
「フィールドの外でも素晴らしい友人になってくれた、素晴らしい才能ある選手たちに感謝したい」ビーサードはセレモニーで流れた映像でこう話した。「この名誉を手にして本当に光栄です」
ビーサードの孫、CJは、サンフランシスコ・49ersの控えクォーターバックだ。
ロバート・ブレイジル
ブレイジルは1975年ドラフトでヒューストン・オイラーズに6巡目で指名され、すぐさま実力を発揮した。
ラインバッカーとして、1975年にディフェンシブ・ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、その後も失速しなかった。彼は1976年から1982年まで7年連続でプロボウルに選出され、オールプロにも6度選ばれた。
1984年に引退したブレイジルは、1970年代NFLのオール・ディケイド・チーム(その10年間で最高の選手たちによるチーム)の一員だった。
「私の夢は全て実現しました」ブレイジルは殿堂入り式典で語った。「そして長い月日の後、私はホームに帰ってきたのです」。
ブライアン・ダウキンズ
ダウキンズはオールプロに5度、フィラデルフィア・イーグルスのディフェンシブMVPに5度選ばれているが、彼は土曜日のスピーチにおいて、フィールド上で達成したことにはあまり言及しなかった。
ダウキンズは自身の家族のこと、うつ病との闘いのこと、そしてファンへの感謝をスピーチで語った。
「私はフットボールをプレーしましたが、それが私自身というわけではありません」ダウキンズは言った。「私は様々な物事を経験したことによって、急速に成長しました。現状にとどまらず、前進し続けて下さい」。
ジェリー・クラマー
ジェリー・クラマーはついに、殿堂入りを果たした。
グリーンベイ・パッカーズの元オフェンシブラインマンは、1968年に引退した。クラマーはオールプロに5度選ばれ、1960年代のオール・ディケイド・チームにも選出された。彼はまた、1962年と1963年にはチームのキッカーだった。
クラマーはパッカーズで過ごした時間、そして伝説的なコーチであるヴィンス・ロンバルディについて話した。
「彼が私のことを信じてくれたから、私も自分のことを信じることができたのです」クラマーはロンバルディについて言った。
ダラス・カウボーイズの元クォーターバック、トロイ・エイクマンは、クラマーのスピーチに感銘を受けた。
Wow, what a speech by Jerry Kramer! Would’ve loved to have been coached by Vince Lombardi and would’ve loved to have had Jerry Kramer as a teammate! @ProFootballHOF
— Troy Aikman (@TroyAikman) 2018年8月5日
ワオ、ジェリー・クラマーのスピーチは何て素晴らしいんだ! ロンバルディに教わり、クラマーをチームメイトに持ちたかったよ!
レイ・ルイス
レイ・ルイスは、演壇を必要としなかった。
ボルティモア・レイブンズ一筋で17年間プレーした43歳の元ラインバッカーは、メモなしでスピーチを行った。ワイヤレスマイクを用い、ステージを歩き回りながら話した。
ルイスはスーパーボウルを2度制し、NFLのディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーに2度選ばれた。彼はスピーチにて、家族の影響、そして忍耐がもたらす力について話した。
「妥協せず、諦めないことが大切です」ルイスは言った。
ランディ・モス
モスはキャリアを通じてスターだった。
ワイドレシーバーとして1998年にオフェンシブ・ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。タッチダウンレシーブ回数で5度のリーグトップ。オールプロに4度選ばれた。
ミネソタ・バイキングスなど5つのチームで14年間プレーしたモスはしかし、フットボールは彼の人間性を定義するものではないと述べた。
「フットボールが私の全てではない」モスは言った。「フットボールは私の職業だ」。
彼は自身の家族、友人、チームメイトが彼のキャリアに与えた影響について話した。
「本日いらっしゃった全てのチームメイト、コーチ、そして用具係の皆様に感謝を申し上げたい」モスは言った。「私ひとりで成し遂げたことじゃない。11人全員で成し遂げたのです」。
テレル・オーウェンス
テレル・オーウェンスはカントンでのセレモニーに出席しなかった。その代わり、彼は同日に母校のテネシー大学チャタヌーガ校で独自のセレモニーを行った。
ブライアン・アーラッカー
ブライアン・アーラッカーはNFL13年間のキャリアを、全てシカゴ・ベアーズで過ごした。
プロボウルに8度選ばれ、2005年にディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞。NFL2000年代のオール・ディケイド・チームの一員にも選ばれた。
彼は亡き母、そして家族の影響について語った。
「母は真実を私に授けてくれました」アーラッカーは言った。
アーラッカーはまた、彼は「フットボールの全て」を愛していたと述べた。
「選手として、良いチームメイトとして記憶されたい、それだけでした」彼は言った。「他の人をやっつけるのではなく、自分のベストを尽くせるよう戦いました。私はただ、戦うことを愛しているのです。戦うことは私のDNAに刻まれています」。
「フットボールは私という人間を定義するものではないですが、私がより良い人間になるために間違いなく大きなものでした」。
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原文:WATCH: Pro Football Hall of Fame inductees' speeches; gratitude, passion abound
翻訳:Muneharu Uchino