今シーズンに繰り広げられた激闘を終え、スーパーボウル出場2チームが出揃った。スーパーボウルMVPの候補選手2名が所属している強豪チームだ。
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ペイトリオッツは、MVP候補の1人であるクォーターバックのトム・ブレイディが右手を負傷している中、チームをスーパーボウル進出へと導いた。一方、イーグルスは去年12月にスタープレイヤーのカーソン・ウェンツを膝の負傷で失ったが、見事スーパーボウルへの切符を手にした。1月21日、NFCチャンピオンシップで代役として起用されたニック・フォールズが大活躍し、ミネソタ・バイキングスを打ち破った。フォールズはウェンツが故障者リスト入りしてから、レギュラーシーズン3試合、プレーオフ2試合に出場している。
両チームの顔合わせは13年ぶり。前回は2005年にジャクソンビルで開催された第39回スーパーボウルだ。そのとき、ペイトリオッツは3度目の優勝を果たし、ブレイディもプレーしていた。
勝負はクォーターバックだけによるものではない。ペイトリオッツはAFCのチャンピオンシップで戦ったジャクソンビル・ジャガーズのブレイク・ボートルスを中心とした守備陣の好パフォーマンスに苦戦した。スーパーボウルの見所はブレイディとフォールズのMVP対決だと断言しないほうがいい。
今年のスーパーボウルはブレイディ対新たな守備陣との対決になりそうだ。ブレイディは難しい局面や大舞台でも最高のプレーをする選手である。AFCプレーオフでテネシー・タイタンズやジャクソンビル・ジャガーズと対戦したときも素晴らしいプレーをみせた。6度目のスーパーボウルを制覇し、王者となるためには、失点率とラン守備が共にリーグ4位で総合的に勝負強い守備を誇るイーグルスに勝つ必要がある。
更にタッチダウンの成績だ。トップのジャガーズの7回に次いで、イーグルスは6回も決めている。21日の試合では、前半にパトリック・ロビンソンがタッチダウン時に6点を拾ったことでチームを勢いづけた。
(後編へ続く)