2017年にGoogleで最も検索されたアスリートは?

Gabrielle McMillen

2017年にGoogleで最も検索されたアスリートは? image

2017年はスポーツ界にとって激動の一年だった。そして、Google Trendsを見れば、最も大きなうねりにもすぐに気が付く。

アメリカで最も検索された単語の第4位は「スーパーボウル」だった。ニューイングランド・ペイトリオッツが25点差を逆転してアトランタ・ファルコンズを下した一戦だ。2月に行われた試合だったことを考えれば、ファルコンズの“崩壊”は一年を通じて大きなインパクトを与えたと言える。

MORE:  “今なら無料視聴可能”、MLB、NFL、V-Leagueを見るなら、……LIVE ON DAZN

ファルコンズは最も検索されたチームの第5位だった。上回ったのはニューヨーク・ヤンキース、ヒューストン・アストロズ、ボストン・セルティックス、ロサンゼルス・ドジャースだ。

最も検索されたアスリートは、フロイド・メイウェザー。コナー・マクレガーとの異種格闘技戦を巡る熱量を考えればうなずける。驚くことに、マクレガーはトップ10入りしなかったが。

「アスリート部門」の2位は、身の毛がよだつほどの足のケガを負ったセルティックスのゴードン・ヘイワード。トップ5はそのほか、アーロン・ブーン、ポール・ジョージ、そしてトニー・ロモだった。

NFLにおける国歌斉唱中の抗議活動も大きなトピックだった。「活性化(抗議)部門」でシャーロッツビルの抗議活動を上回りトップに入っている。

「故人部門」では、4月にショッキングな自殺を遂げた元ペイトリオッツのタイトエンド、アーロン・ヘルナンデスが、ミュージシャンのトム・ペティに続く2位だった。

Googleにおいて最も検索された言葉も、スポーツ界に関連している。カリブ海諸国とアメリカ南部に壊滅的な被害をもたらした「ハリケーン・イルマ」だ。計り知れない被害や犠牲者が出る中で、多くのアスリートが苦しむ人々や街の心を和らげようと団結した。

原文:Super Bowl, NFL protests among Google's 2017 most-searched topics

翻訳:Hiroaki Nakamura

Gabrielle McMillen